OBIMからの反発に特化した手法の結果【2024年1月】

今回は、「OBIMからの反発に特化した優位性について」という記事で私が自作したOBIM（オーダーブロック・インバランス）を利用した手法の結果をご報告します。

期間は2024年1月です。

OBIMを利用したルールについて

本手法では、私が開発した「OBIM候補でサインを出すインジケーター」を利用します。

手法は以下の通りです。

エントリーポイント1（ロングの場合）

トレンドに乗ったエントリーポイントです。

15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイクするのを待ちます。（ブレイクしなければエントリー条件を満たしません）

ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。

1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。

ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。

エントリーポイント2（ロングの場合）

トレンドの反転を狙うエントリーです。

15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイク（CHOCH）するのを待ちます。（ブレイクしなければエントリー条件を満たしません）

ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。

1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして、反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。

反発したとしても、ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。

今回の検証ルールと結果

OBIMからの反発に特化した手法について、上記の基本ルールに加えて、より具体的な利食い・損切りルールを加えてその優位性を検証しました。

条件は以下の通りです。

エントリーできる時間を限定して、「London Open KillZone～London Close KillZone」の時間帯のみとします。

キルゾーンはSMCと相性が良い時間帯です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。

SMCトレーダー必見！「Kill Zone」の時間帯分析と攻略法

2023.10.24

今回はスマートマネーコンセプト（SMC）を使う上で忘れてはいけない「時間帯」について解説します。 スマートマネーコンセプトは、文字通り大口で取引をする「スマートマネー」の動向を重視...

検証結果

このルールで1月のドル円を検証した結果は以下の通りとなりました。

1月のドル円相場はそれなりに動きがありましたが、その中でも比較的安定したパフォーマンスとなりました。

各エントリーで大きなpipsを取れることはありませんでしたが、損小利大のルールでコツコツと取って行けた形です。

OBIM 1月の結果

1月2日

■15分足
15分足の黄色い矢印は、大雑把なエントリーポイントになります。
（1分足チャートの方に正確なエントリーポイントを示しています）

■1分足

1月9日

■15分足

■1分足

1月12日

■15分足

■1分足

1月15日

■15分足

■1分足

1月17日

■15分足

■1分足

1月18日

■15分足

■1分足

1月18日

■15分足

■1分足

1月25日

■15分足

■1分足

1月26日

■15分足

■1分足

1月30日

■15分足

■1分足

1月31日

■15分足

■1分足