今回は、「OBIMからの反発に特化した優位性について」という記事で私が自作したOBIM(オーダーブロック・インバランス)を利用した手法の結果をご報告します。
期間は2024年11月です。
Contents
OBIMを利用したルールについて
本手法では、私が開発した「OBIM候補でサインを出すインジケーター」を利用します。
手法は以下の通りです。
- 15分足のドットが点灯する
- ドット点灯後、15分足で直近の高値や安値をブレイクして、ドットの足の価格帯がオーダーブロックになる
- オーダーブロックの価格帯まで戻したところで、1分足の方でドットが点灯したらエントリー
エントリーポイント1(ロングの場合)
トレンドに乗ったエントリーポイントです。
15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイクするのを待ちます。(ブレイクしなければエントリー条件を満たしません)
ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。
1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。
ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。
エントリーポイント2(ロングの場合)
トレンドの反転を狙うエントリーです。
15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイク(CHOCH)するのを待ちます。(ブレイクしなければエントリー条件を満たしません)
ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。
1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして、反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。
反発したとしても、ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。
このインジケーターの入手方法については以下の記事をご覧ください。
今回の検証ルールと結果
OBIMからの反発に特化した手法について、上記の基本ルールに加えて、より具体的な利食い・損切りルールを加えてその優位性を検証しました。
条件は以下の通りです。
検証ルール
- 通貨ペア:ドル円
- 検証期間:2024年11月1日~11月30日
- 損切り:エントリー直近の安値(ロングの場合、ショートはその逆)
- 利食い:リスクリワードが2となるところで利食い
- エントリーできる時間はLondon Open KillZone~London Close KillZone
エントリーできる時間を限定して、「London Open KillZone~London Close KillZone」の時間帯のみとします。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
検証結果
このルールで11月のドル円を検証した結果は以下の通りとなりました。
ドル円 | |
トータル(pips) | 142.7pips |
トレード回数 | 11回 |
勝率 | 63.6% |
プロフィットファクター | 6.11 |
10月に引き続き非常に良好な結果となりました。
トレード回数自体は少ないですが、勝率も高く多く取れることも良くありました。
現在のそれなりにボラティリティのある、しっかりと動く相場とOBIMの相性は良いですので、引き続き好成績を期待したいとこrです。
OBIM 11月の結果
11月8日
■15分足
15分足の黄色い矢印は、大雑把なエントリーポイントになります。
(1分足チャートの方に正確なエントリーポイントを示しています)
■1分足
結果
- 25.6pips
11月11日
■15分足
■1分足
結果
- 11.5pips
11月12日
■15分足
■1分足
- 結果
- -7.3pips
11月13日
■15分足
■1分足
- 結果
- -9.7pips
11月14日
■15分足
■1分足
結果
- -8.2pips
- -2.7pips
11月18日
■15分足
■1分足
結果
- 24.4pips
11月22日
■15分足
■1分足
結果
- 19.8pips
11月22日
■15分足
■1分足
結果
- 44.2pips
11月27日
■15分足
■1分足
結果
- 13.8pips
11月29日
■15分足
■1分足
結果
- 17.2pips