- 実際に利益が出せるノウハウで再現性はあるのか?・・・・・6点/10点
- コストパフォーマンスは?・・・・・・・・・・・・・・・・3点/5点
- サポートはどうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3点/5点
- 販売者の信頼性は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3点/5点
- 売り文句と現実のギャップは?・・・・・・・・・・・・・・2点/5点
合計:16点!!(まあまあ)
昨年販売された、比較的新しい商材である「クラウドトレードFX」のレビューです。
販売者の方は3年以上「無敗」で月に200万円以上を稼いでいるそうです。
年収で言うと2400万円以上ですね。
実際ところ稼ぐ「金額」はトレードのロットによって大きく変わります。
ですから、トレードの期待値等の具体的な成績をアピールして欲しいと思いますが、買う側にアピールする場合には、「金額」の方が都合がいいのでしょうね。
それではクラウドトレードFXをレビューしていきます。
まずは販売レターを読んで欲しい
この商材の販売レター、かなり上手いです。
サイトのデザイン、話の流れ、文章そのもの等、全てが高いレベルだと私は感じました。
商材の中身をみらずとも、これは売れるだろうな・・・
と思わずにはいられませんでした。
クロスリテイリングのレターのような派手派手しさや、メルマガ登録のウザったいポップアップもなくすっきりとした印象で、文章を読んでいくとかなり引き込まれます。
トレードで勝てなくて悩んでいる人がこのレターを読んだら、コロっと買ってしまうのではないでしょうか?
手法についてもレターの中で触れていますが、具体的にイメージできそうでできない・・・という絶妙なラインです。
もっともっと情報を欲しい!と思わせる書き方がお見事です。
商材の中身は?
この商材のメインは、購入後に見られるようになる専用サイトでの解説動画と使用するオリジナルインジケーターです。
動画は1~3章まであって合計で約2時間ちょっと。
他の商材と比較するとちょっと少なめな上に、2章まではトレードの基本とMT4の使い方の解説なので、実質的なクラウドトレードFXの解説は第3章だけになり、時間的には約1時間だけとなります。
手法自体は順張りのシンプルなものではありますが、解説もここまでシンプルだとちょっと寂しいですね。
動画は以上ですが、補足的なものとして、PDFのチャートパターン集もダウンロードできます。
実質このチャートパターン集がケーススタディとしての役目も兼ねていると思いますが、ここをもう少し充実させて、動画にして解説してくれたらもっと商材の価値は上がったと思います。
また、サポートとして365日間の音声サポートが付きます。
セールスレターを見ると、メールで質問したら、個別に音声で解説してくれるように解釈しがちですが、実際は違っており、
「購入者から届いた質問をまとめて音声で解説する」
というスタイルです。
ですから、個人的なコンサルタントのように見えてもそうではないということは前もって知っておいたほうがいいですね。
気になるトレードロジックは・・・
さて、気になるトレード手法ですが、クラウドトレードFXはその名前の通り、一目均衡表の雲とチャート下に表示させるオリジナルインジケーターを使って取引していきます。
使う時間軸は1時間足と5分足ですが、トレードする時間帯は決まっているためにトレード回数はレター通り少ないです。
しかし、特定の時間帯の特徴を狙って仕掛けるという考え方は私は好きですね。為替市場は時間帯によって動き方の傾向が異なります。それを上手に利用することは、トレードの優位性を飛躍的に高めることにも繋がります。
ルールは、ローソク足と雲のチャートパターンから相場の状況を判断し、条件を満たしたらエントリーというもので、手法としてはトレンドフォローです。トレンドが伸びれば伸びるほど利益が大きくなる損小利大タイプです。
ただし、エントリールールについては比較的しっかりとしている一方で、エグジットが曖昧です。
損切りにしても利食いにしてもかなりの裁量が入りますので、篠田氏のトレードを「完璧に再現」するのはまず不可能だと思います。
ですから、勝率8割というのも厳しいのではないかと思います。
ついでに言えば、「まったりとあくびしながら」でも無理でしょう。
アイディアとしては悪くないが、期待しすぎてはいけない
クラウドトレードFXは、セールスレターと実際の中身の違いが激しいですね。
トレードのアイディアとしては悪くはありませんし、自分で検証して色々とルールを追加するための「ベース」的な発想として用いるのなら価格も安め(2万円)なので購入してもいいかもしれません。
しかし、FXの初心者がこの商材だけで、「まったりとあくび」しながら勝率8割のトレードを期待するのはやめておきましょう。
ルール自体は良く纏まっていますので、損小利大とはどんな手法なのか?を学ぶには悪くないかとは思います。
販売は終了しました。