今回からエキスパート・MI・ストラテジーFXの検証を始めたいと思います。
エキストは1分足を使ったスキャルピングツールです。
多くの通貨ペアに対応している上に、予想以上にエントリー回数が多かったため、検証ルールを作るのに苦労しました・・・。
エキスパート・MI・ストラテジーFXの検証ルールについて
エキストFXは1分足を使ったスキャルピングツールで、相場に勢いが出て来たところでトレンドフォローのサインが出現します。
サインをフィルタリングするルールもありますが、実際に検証してみると、それでも1日にかなりのエントリーチャンスがありました。
エキストFXを検証しているんだけど・・・ドル円のボラが小さすぎて辛い。そしてトレード回数が多い。
もっとフィルターを入れる必要がありそう。 pic.twitter.com/NgBFUQMtko— 正太郎 (@shotaro_forex) November 29, 2019
「確かにツールの優位性は認められそうな感じではあるけど、もう少しフィルタリングをキツくした方が結果は良くなりそうだし、検証も楽になるだろうなぁ・・・」と考えて、以下の2点を踏まえて、エントリーを厳選することにしました。
- 勝ちやすい時間帯を選ぶ
- 上位足に勢いが無い時にはエントリーを避けるためのフィルタリングを入れる
そこで色々と条件を変えて過去の検証をした中で、一番良かったルールで今後の検証をやっていきたいと思います。
検証ルール
■検証通貨ペア
ユーロ円、ポンド円
■検証時間帯
日本時間16時~19時、21時~24時
■エントリールール
エキストFXのシグナルに従うルールに加えて、上位足に動きがないときは避けるルールを追加する。
上位足の動きの有無は、とあるインジケーターで無裁量で判断する。
また、追撃のポジションは取らない。
■エグジットルール
損切りはマニュアル通りに行う。
利食いはMI Judgeと決済シグナルを参考にしてできる限り伸ばす。(無裁量)
12月3日~6日の検証結果
12月1週目は、それまでのレンジっぽさの流れから、動きが出てきました。
特にポンド円は長期にわたるレンジから上方にブレイクしてきました。
この動きを取れたのでしょうか?
EUR/JPN | GBP/JPN | Total | |
---|---|---|---|
獲得pips | 88.4pips | 166.1pips | 254.5pips |
トレード回数 | 39 | 35 | 74 |
勝率(%) | 48.7% | 57.1% | 52.7% |
ユーロ円、ポンド円共にプラスで終われました。
注目すべきはトレード回数ですね。
結構絞ったつもりではあったのですが、それでも2通貨ペアで週に70回以上のチャンスがありました。
回数が多いおかげでダマシにも合いましたが、大きく伸びるところは取れていましたのでトータルでは良い感じでプラスになりました。
12月9日~13日の検証結果
12月2週目の前半は全くもって動きはありませんでした。
しかし週後半からの米中貿易問題やイギリスの総選挙で市場が動き出し、12月にしては大きなボラティリティを伴った相場となりました。
その中でエキストFXはどのような結果となったのでしょうか。
EUR/JPN | GBP/JPN | Total | |
---|---|---|---|
獲得pips | 36.0pips | 74.2pips | 110.2pips |
トレード回数 | 36 | 33 | 69 |
勝率(%) | 41.7% | 43.4% | 42.0% |
トータルではプラスですが、週前半でかなり苦戦しました。
一応動かない相場ではフィルタリングをかけてはいますが、それでもレンジ性の強い値動きに損切りが連発しました。
しかし、木曜日・金曜日で相場のボラが拡大してからは一気に調子を取り戻してプラスに持って行けました。
現在は利食いを伸ばすルールで検証していますが、現状のような相場では、勢いがなくなったところでパッと利食ったほうが勝率も上がってやりやすいかな?と感じています。
12月16日~20日の検証結果
12月3週目はクリスマス前ではありましたが、その割りには動きがありました。
特にポンド円は総選挙後の上昇を完全に否定するほどの下落を見せ、この時期にしては珍しいほどのボラティリティがありました。
その中でエキストFXはどのような結果となったのでしょうか。
EUR/JPN | GBP/JPN | Total | |
---|---|---|---|
獲得pips | 6.8pips | 191.3pips | 198.1pips |
トレード回数 | 19 | 28 | 47 |
勝率(%) | 47.4% | 57.1% | 53.1% |
ポンド円が絶好調でした。
特に週前半には検証時間帯であるロンドン・ニューヨーク時間で大きく下落したため、高勝率・低リスクリワードのトレードが続きました。
そのおかげでトータルでも勝率は57%、トータル190pipsを超えました。
やはりトレンドフォロー型のエキストはトレンド相場が得意なようです。