ドラスト、ブラスト、モントレの3つを比較してみた。

先日レビューしましたモンスター・トレンドゾーンFXですが、かなり売れているようです。

良くできたセールスレター、見やすいチャート、わかりやすいトレンドフォロールールと来れば、やはり人気は出るのでしょう。

そんなモントレについて、ブログの読者様より「ドラストやブラストとどう違うの?」という質問をいただきました。

確かにどれも同じ販売元で、サインツールである点は共通しています。
しかし、「一体どこが違って、どれが良いのか?」と悩む方も多いかと思います。

そこで今回はドラゴン・ストラテジーFX(ドラスト)、Black・AIストラテジーFX(ブラスト)、モンスター・トレンドゾーンFX(モントレ)の3つの商材について比較してみました。

まずは全体を比較

まずは3つの商材について、大まかな比較を表にしてみました。

ドラストブラストモントレ
使用時間軸5分足5分足5分足
通貨ペア
  • USD/JPN
  • EUR/JPN
  • EUR/USD
  • GBP/JPN
  • GBP/USD
  • USD/JPN
  • EUR/JPN
  • EUR/USD
  • AUD/USD
  • NZD/JPN
基本はどれでも可
エントリー方向順張り主に逆張り順張り
損切り値事前に分かる事前に分かる事前に分かる
裁量判断の有無基本ルールに限れば不要必要基本ルールに限れば不要
価格29,800円39,800円29,800円

こう並べると、特殊に見えるのがブラストですね。
主に逆張り狙いで価格もドラストやモントレと比較すると1万円高いです。

一方で表を見る限りではドラストとモントレについて大きな違いは見当たりません。

チャートで比較

では、今度は使用するチャートで比較してみましょう。

■ドラゴン・ストラテジーFX

 

■Black・AIストラテジーFX

 

■モンスター・トレンドゾーンFX

チャートの見栄えもサインの出方も全く違いますね。
3つ共に共通しているのは、サインが出たらどれでも全部エントリーするのではなく、しっかりと条件に合っていることを確認する必要があるということです。

この条件の判断については、ドラストやモントレなら無裁量で可能ですが、ブラストは多少の裁量が必要になります。
(当ブログではブラストの購入特典として無裁量で判断する方法を解説しています)

やはり以上を考えても、ドラストとモントレが似通っており、ブラストは少し毛色が違うと考えて良いでしょう。

ドラストとモントレのエントリーポイントの違いを比較

ドラストとモントレは同じ順張り手法と言うことですが、実際のエントリーポイントを比較してみると、結構違うことが分かります。

具体例を見ていきましょう。

■ドラゴン・ストラテジーFX

■モンスター・トレンドゾーンFX

どちらとも同じ通貨ペアで同じ時間帯を示しています。
モントレの方では下降トレンドの初動でエントリーできますが、ドラストの場合はショートすることができません。
(ドラストは大きな赤い矢印出現、小さな矢印が出現してエントリーとなります)

この理由は、ドラストはトレンド転換のサイン(大きな矢印)が出るのが遅いからです。
一方でモントレはドラストよりも早くトレンド転換のサイン(ローソク足の背景の色の変化)が出ますので、急なトレンド転換にも対応しやすいです。

このように説明するとモントレの方が優れているように思えますが、「トレンド転換が早い=ダマシにも合いやすい」と言い換えることもできます。
ドラストはモントレと比較すると「慎重派」なイメージを受けますね。

とは言っても、トレンドが長く一方向に続く場合は、ドラストの方が早い段階でエントリーになる事もあります。
例えば以下のチャートをご覧ください。

■ドラゴン・ストラテジーFX

■モンスター・トレンドゾーンFX

どちらとも同じ通貨ペア、同じ時間帯のチャートです。
最初のエントリーポイントに赤い縦線を引いていますが、このときはドラストの方がエントリーが早いです。

その理由は、ドラストのトレンド判断はずっと上で、小さい上向きの矢印が出るのを待っているだけの状態が続いていたからです。
大きな流れを意識する」という意味合いではドラストの方がトレンドフォローですね。

また、再度上のチャート2枚をご覧ください。
ドラストの方はエントリー後に大きく上昇しているときにエントリーシグナルは一切点灯していませんが、モントレの方は大きく上げている途中でもエントリーシグナルが出ています。

これがドラストとモントレのシグナルの出方の大きな違いの一つです。
ドラストはトレンド方向に大きく動いているときはシグナルが出ませんが、モントレはシグナルが出るのです

この点では、「モントレの方がドラストよりもトレードチャンスが多く、トレンドの初動が取れなくても比較的早く次のチャンスが来る」と言えます。

モントレは基本的には損小利大の手法ですが、大きく動いている時にチョコチョコっと入って逃げるように利食う・・・といった使い方も可能になります。

利食いについて

ドラストとモントレの利食いについても特徴があります。
簡単に言えば、ドラストは利食いが早く、モントレは利食いが遅いです。

■ドラゴン・ストラテジーFX

ドラストは勢いが落ちてきたらすぐに利食うので、トレンドの取り残しが出る事があります。

■モンスター・トレンドゾーンFX

モントレはトレンドがしっかりと終わるのを確認して利食うので、含み益を大量に減らすこともあります。

利食いについてはどっちもどっちですので、この辺は自分の正確に合わせてアレンジすると良いかなと思います。

まとめ

以上、ドラスト、ブラスト、モントレについて比較しました。
(主にドラストとモントレの比較になってしまいましたが・・・)

まとめると以下のようになります。

  • ドラストとモントレは同じトレンドフォロー型
  • 3兄弟の中ではブラストだけ毛色が違う
  • ドラストの方がモントレよりも大きな流れを意識した作りになっている
  • モントレはトレンド転換の判断が速いので、急な動きでも乗れやすい
  • モントレとドラストではモントレの方がエントリーチャンスが多い
  • モントレは初動を逃しても比較的早くエントリーチャンスがやってくる
  • 利食いについてはドラストが早め、モントレは遅め。

全体的に見ると、モントレはドラストよりも「小回りの効く設計」であるように感じます。

どちらが絶対的に優れているかは今後検証して調べていくことにして、少なくともモントレの方が汎用性は高いかなと思います。ローソク足ベースなのでプライスアクション等も組み入れやすいでしょう。

色々と書きましたが、どれも良くできたツールなのは確かです。
自分に合ったツールを選ばれると良いでしょう。

⇒ドラゴン・ストラテジーFXのレビュー記事へ
⇒Black AIストラテジーFXのレビュー記事へ
⇒モンスター・トレンドゾーンFXのレビュー記事へ

 

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