- 実際に利益が出せるノウハウで再現性はあるのか?・・・・・9点/10点
- コストパフォーマンスは?・・・・・・・・・・・・・・・・5点/5点
- サポートはどうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5点/5点
- 販売者の信頼性は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4点/5点
- 売り文句と現実のギャップは?・・・・・・・・・・・・・・3点/5点
合計:26点!!(黙ってコレを買え)
この記事ではBlack AI・ストラテジー FXについてのレビューと実際の検証結果についてまとめていきます。
ブラストのセールスレターによると、今流行りのAI(人工知能)を利用したシグナルツールで、勝率9割、リスクリワード7:1を可能にしているとのこと。にわかには信じられませんが、 多くのヘッジファンドが売買戦略にAIを導入している現状を考えると、やはりAIの技術が生み出したシグナルツールは気になるものですね。
その過程でどれくらいのパフォーマンスを発揮できるのかが明確に分かってきましたので、どこよりも詳しくブラストについて解説していきます。
これまでのブラストの検証はブラストFXの検証記事一覧をご覧ください。
Contents
Black AI・ストラテジー FXの概要
ブラストは主にトレンドの逆張りで仕掛けるシグナルツールです。
底から頂点、頂点から底まで取れた時の爆発力はすさまじく、一回のトレードで大きな利益を取れるポテンシャルを秘めています。
完全無裁量でもトレード可能ですが、裁量を加えることで更に優位性を増すことができるため、エントリー補助ツールとして考えたほうが良いと思います。
使用時間足 | 5分足(スキャルピング~デイトレ) | ||
---|---|---|---|
推奨通貨ペア | ドル円、ユーロ円、ユーロドル、豪ドル円、NZドル円 | ||
内容 | MT4専用の逆張りシグナルツール。自動決済機能あり | ||
販売元 | クロスリテイリング株式会社 | ||
価格 | 43,780円(税込) |
Black AI・ストラテジー FXの長所
- 優位性のある逆張り&押し目戻りに特化したツールが手に入る
- 様々な利食い方法が使える
- 爆発力のあるエントリーができる
- 長期にわたって優位性が確認されている
Black AI・ストラテジー FXの短所
- セールスレターのような結果を得るのは難しい
- 使い方次第な点はある
- AIがシグナルを出しているわけではない
販売は終了しました。
Black AI・ストラテジー FXの中身について
ブラストFXを購入すると、このような購入者サイトにログインできるようになります。
このサイト内でブラストFXのツール本体やマニュアル、特典等をダウンロードしたり、解説動画を閲覧していく事になります。
ブラストの基本的な使い方から、エントリー&エグジット、そして応用的な使用方法まで全体的に分かりやすくまとまっています。MT4の使い方から解説してありますので、トレードやMT4初心者の方でも問題なく利用できます。
早速ブラストFXをMT4にインストール!
ブラストFXのインストールは非常に簡単です。
購入者サイトでインストーラーをダウンロードしたら、ファイルをクリックするだけでパソコン内のMT4に自動でインストールされます。
インストール後はMT4を開いて「定型チャート」から「Black-AI-St」をクリックするとこのようなチャートが表示されます。
シンプルかつ見やすい感じで悪くないですね。
インジケーターはそれなりに表示されてはいますが、統一感があってゴチャゴチャとしておらず、分かりやすそうなチャートに仕上がっています。
表示される各インジをご紹介します。
1.メインチャート部分(AI-Arrows)
メインチャート部分では移動平均線とシグナルである「AI-Arrows」が表示されます。
ドラゴン・ストラテジーFXでは平均足でしたが、Black AI ストラテジーFXではローソク足表示になっています。
このシグナルこそAIを駆使して開発されたものとのことです。
エントリーについては後述しますが、チャート上に矢印が出たらエントリーと言うわけではありません。しっかりとシグナルを選別する必要があります。
2.サブウィンドウ部分(AI-Analyze)
チャート下部には「AI-Analyze」と呼ばれる2本のオシレーターが表示されます。
この2本のオシレーターがブラストFXにおいては非常に重要な役割を担っており、エントリーシグナルの選別やエグジットに利用します。
チャート右側の部分(Black AI-Desk)
チャート右側には、ブラストのバージョン情報や通貨ペアとその価格、東京、ロンドン、ニューヨークの時間を示す「Black AI-Desk」と、その下部には自動決済ボタンが表示されます。
Black AI-Deskは必要な情報が一目で分かるのが良いですね。
また、下の自動決済ボタンはMT4で取引する場合にのみ有効で、逆指値を入れて「Range」か「Trend」のボタンをクリックするだけで、後は自動決済をしてくれます。
Trend:長期決済型でエントリーからトレンド発生までを取ります。
ブラストFXのルールについて
ブラストFXで使用する時間軸や通貨ペアは以下の通りです。
■推奨通貨ペア:ドル円、ユーロ円、ユーロドル、豪ドル円、NZドル円
ブラストで狙うポイントは相場の転換点になります。
そのため、トレンドの反転(逆張り)や押し目買いや戻り売り(順張り)の両方でエントリーすることが可能です。
ブラストは単にシグナルに従うだけじゃない
まず先に言っておきたいのが、
「ブラストFXはチャート上に表示されるシグナルに従うだけの手法ではない」
という事です。
出現するシグナルの中でも優位性の高いところに絞るために、チャート下に表示されるオシレーターである、AI・アナライズを見てシグナルを選別していく、という使い方になります。
このAI・アナライズが条件を満たしている時にシグナルが点灯した場合にのみエントリーするのが基本です。
AI-Analyzeの見方はかなり詳しい解説があるのですが、多少の裁量の余地がありますので、ブラストFXは「完全無裁量」とは言えず、「ツール」として考えた方がよさそうです。
ブラストの3種類のエントリールール
それでは、ブラストのルールについて解説していきます。
ブラストFXのエントリーは大きく分けて以下の3種類があります。
- 基本のエントリー(逆張り)
- トレンド発生時のエントリー(順張り)
- 応用的なエントリー(順張り、特典に記載、シグナルが無いところでも入れる)
基本のエントリーとトレンド発生時のエントリーはシグナルとAI-Analyzeを利用し、応用的なエントリーではAI-Analyzeのみでエントリーしていきます。
損切りはエントリー時に一目で分かるルールですので逆指値注文を入れることが可能です。
また、利食いについては短期決済法(Range)と長期決済法(Trend)の2種類があり、その時の相場観によって変えることも可能です。
MT4を採用するFX業者でトレードするのであればクリック一つで自動決済してくれます。しかし、エントリーシグナルと比べるとあまり精度がよろしくないので、手動で決済する事をオススメします。
手動決済であれば、短期決済の時に半分利食って、残りを長期決済の時に利食うというやり方も可能になります。
トレードの一例として、本日(5月16日)のドル円で発生した基本のエントリーポイントをご紹介します。
チャート上に複数の矢印のシグナルが出ていますが、○で囲った所が条件に合ったエントリーポイントになります。
チャート下のAI・アナライズの2本が上限にあるところでサイン出たところを狙います。
ピタッとハマると天井から底まで、底から天井まで取れてしまうことがあるのがブラストの大きな特徴だと思います。
エントリーポイントには多少裁量が入る
ブラストで狙うポイントは主に「トレンド逆張り」と「押し目買いと戻り売り狙い」です。
後述する私の検証方法ではエントリーポイントの約7割がトレンド逆張りでした。
ブラストのセールスレターでは裁量が入らないような記載がありますが、私が解説書やケーススタディを見た限りでは、どうもオシレターであるAIアナライズの解釈に裁量の余地があると感じます。
ですから、シグナルに従うだけで簡単!とはいきません。
ある程度検証して、勝ちやすいポイントを把握していく必要があります。
これはどんなシグナルツールでも言えることですね。
エグジットは明確!
多少曖昧さの残るエントリーとは異なり、エグジットポイントは明確です。
損切りポイントはエントリーポイントが決まった時点で分かりますので、エントリーと同時に損切りの逆指値を入れることが出来るので精神的にも楽ですし、資金管理的にもしやすいです。
また、利食いについては短期決済法と長期決済法があります。
どちらともAIアナライズを利用しますが、エントリーよりは明快です。
私が検証した限りでは、短期決済法の方が勝率は高いものの、トータルの結果としては長期決済の方がはるかに良いですので、長期決済を利用されることをおすすめします。
もし長期決済が精神的に厳しい場合は、短期決済のポイントで半分利食って、残りの半分を長期決済で利食うというやり方も良いですね。
複数の決済手段があれば、その時の相場によって、もしくはトレーダーの性格によって使い分けることが可能なのでトレードの幅は広がると思います。
約1ヶ月間の検証結果
当ブログでは、ブラストFX販売開始から約1ヶ月間、どれくらいのパフォーマンスを発揮するのか検証してきました。
その結果をまとめたいと思います。
Black AI・ストラテジーFXの検証方法について
ブラストを検証するにあたって、出来る限りマニュアルに書かれていることに忠実かつ裁量が入らないように配慮しました。
検証ルールは以下の通りです。
■検証期間
2017年5月22日~6月16日まで
■時間帯
日本時間で15:00~24:00まで
■検証通貨ペア
ユーロドル、ドル円、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円(全て推奨通貨ペアです)
■検証ルール
商材内の「基本ルールBOOK」に忠実に従いつつ、裁量の入らないルールにして検証しました。
基本エントリールール(逆張り)では、黄色ラインが底値圏や天井圏にあっても、水平もしくはUターンしてきてから条件を満たしていなければエントリーは見送っています。
トレンド発生時のエントリー方法については、黄色ラインがトレンド方向の底値圏か天井圏にない場合はエントリーは見送っています。
また、特典に記載してある「トレンド発生の予兆を掴み利益拡大する方法」のエントリーは裁量が入りますので、今回での検証は見送りました。
利食いはマニュアル内の「長期決済」に従い、損切りについてはマニュアル内そのままに従っています。
以上の裁量の入らないやり方を通常ルールとしました。
通常ルールの結果
EUR/USD | USD/JPN | EUR/JPN | AUD/JPN | NZD/JPN | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|
獲得pips | 239.2 | 154.0 | 355.7 | 151.7 | 121.6 | 1022.3 |
トレード回数 | 50 | 43 | 50 | 57 | 53 | 253 |
勝率(%) | 55.0 | 48.8 | 58.0 | 43.4 | 50.2 | 50.2 |
勝率はほぼ50%。
セールスレターの勝率9割とは程遠い数字ではありますが、高い損益比のトレードのおかげで、どの通貨ペアでもプラスとなりました。
特にユーロドル、ドル円、ユーロ円は相性が良く、週単位での負けも少なかったですね。
相場のボラティリティとスプレッドを考えても、とりあえずはユーロドル、ドル円、ユーロ円の3つの通貨ペアで取引することをお勧めします。
また、トレード頻度としては平均すると1通貨ペアで1日2回ほどになります。
これは私の考えた「裁量の入らない」ルールで厳密に検証したからこの数字になっただけで、曖昧なポイントもエントリーしたら更にトレード回数は増えるかと思います。
ブラストFXの強みと弱点
ブラストFXは基本的には逆張りの手法ですので下のチャートのようなメリハリのある相場では大活躍してくれます。
上のチャートでは相場の波を見事に取っています。
天井で2回ショート、底からロング・・・と最強にも思えます。
しかし逆に、ゆっくりと上げる相場、ゆっくりと下げる相場では逆張りシグナルが頻発して、損切が連続します。
勝ちが続く分には気分が良いものですが、負けが続くと気が滅入ります。
逆張りして損切り⇒すぐにまた逆張りして損切り・・・と続けば、トータルで勝てるとわかっていたとしても、手法が信じられなくなります。
この値動きを何とかならないものかと色々と試行錯誤しました。
その結果、この値動きだけを避けるルールを思いつきました。
このルールで検証すると、前述の5月22日~6月16日までの検証結果が以下のようになりました。
ブラストの弱点を避ける方法を適用させた結果
EUR/USD | USD/JPN | EUR/JPN | AUD/JPN | NZD/JPN | Total | |
---|---|---|---|---|---|---|
獲得pips | 220.2 | 247.8 | 344.6 | 194.0 | 170.5 | 1177.1 |
トレード回数 | 44 | 39 | 43 | 47 | 40 | 213 |
勝率(%) | 52.3 | 53.8 | 60.5 | 53.3 | 41.7 | 55.3 |
結果としては
- トータル獲得pipsで通常ルール比で154.8pipsのプラス。
- トータルのトレード回数が通常ルール比で40回減少(約15%減)
- トータルの勝率が通常ルール比で5.1%向上
という結果になりました。
ブラストの苦手な動きは頻繁に訪れるわけではありませんが、それがやってきた時に高確率で避けられるため、実際の数字以上にストレスを避けられるかと思います。
2年近くブラストの検証を続けた感想
当ブログでは、2017年5月から2019年3月までブラストの検証を続けてきました。
⇒Black AI・ストラテジーFXの検証記事一覧へ
これほどまで長期にわたってブラストを検証したサイトは他にありません。
この間、大きく動くトレンド相場から全く動かないレンジ相場まで様々な動きがありましたが、週単位で負ける事はあったものの、月単位ではずっとプラスを継続しました。
当然ながらセールスレターにあるような勝率90%、リスクリワードが7という一種のファンタジーのような数字にはなりませんが、確かに優位性のあるツールであることに間違いはありません。
逆張り型のサインツールとしてはブラストが一番かと思います。
ブラストは勝てない?稼げない?
この手のツールの名前で検索すると「勝てない」という関連ワードが出ます。
ある程度の知名度のある商材なら「勝てない」というキーワードが必ず出てきます(笑)
ブラストはセールスレターでかなり強い煽りが入っているので、勝率9割・リスクリワードレシオ7.0を信用して購入した人であれば「勝てない!」と思うことでしょう。
また、商材内では多少は裁量が入るような言い回しがしてあるため、使用者が明確なルールを決めきれずにトレードを続けて、ルールから大きく外れてしまった結果「勝てない」と思うこともあるでしょう。
どのツールや商材でも言えることですが、使用者とツールや手法にも相性がありますので、それを使いこなせない場合は利益を出すのは難しいでしょう。
しかし、ブラストはツールとしての性能は高いのは事実です。
また、当ブログで購入者特典としてお付けしている無裁量ルールとブラストが苦手な動きを避ける方法を取り入れたら、かなり勝ちやすくなるのは間違いないと思います。
ドラストとブラストの違い
ブラストの販売元であるグローバル・ロイズでは他にも「ドラゴンストラテジーFX」を販売しています。
どちらもサインツールですが、狙うポイントやコンセプトは全く異なります。
一部では「ブラストはドラストの上位互換」とも言われていますがそんなことはありません。
両者の考え方は全く違いますのでご注意ください。
また、具体的な違いについては以下の記事をご覧ください。
【ドラスト】ドラゴン・ストラテジーFXとBlack AI・ストラテジーFXを徹底比較!【ブラスト】
Black・AIストラテジーFXがお勧めできる人
- 複数の通貨ペアで沢山トレードしたい人
- 逆張りに興味のある人
- 利食いや損切りは自動化したい人
- しっかりとシグナルとルールに従ってトレードできる人
- 優位性の高いロジックでトレードをしたい人
Black AI・ストラテジーFXは、セールスレターにかなり誇張が見られる表現が使われてはいるものの、上手に使えれば勝率高めで損小利大のトレードを可能にする優秀なツールです。
トレードの初心者から中級者までの方で、シグナルを利用したトレードをしたいと思う方にはぜひオススメしたいですね。
販売は終了しました。