今回は、「OBIMからの反発に特化した優位性について」という記事で私が自作したOBIM(オーダーブロック・インバランス)を利用した手法の結果をご報告します。
期間は2023年4月です。
Contents
OBIMを利用したルールについて
本手法では、私が開発した「OBIM候補でサインを出すインジケーター」を利用します。
手法は以下の通りです。
- 15分足のドットが点灯する
- ドット点灯後、15分足で直近の高値や安値をブレイクして、ドットの足の価格帯がオーダーブロックになる
- オーダーブロックの価格帯まで戻したところで、1分足の方でドットが点灯したらエントリー
- エントリー時間は日本時間15時から25時まで
エントリーポイント1(ロングの場合)
トレンドに乗ったエントリーポイントです。
15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイクするのを待ちます。(ブレイクしなければエントリー条件を満たしません)
ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。
1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。
ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。
エントリーポイント2(ロングの場合)
トレンドの反転を狙うエントリーです。
15分足でインジケーターのドットが点灯したら、直近の高値をブレイク(CHOCH)するのを待ちます。(ブレイクしなければエントリー条件を満たしません)
ブレイクしたらドットの点灯した価格帯がオーダーブロックになりますので、そこまで戻して来たら1分足に切り替えます。
1分足で15分足のオーダーブロックにタッチして、反発し、1分足の方でもドットが点灯したらエントリーします。
反発したとしても、ドットが点灯しなければエントリーしません。
また、15分足レベルで実体がオーダーブロックを逆方向に完全にブレイクした時点でエントリーはできないと判断します。
このインジケーターの入手方法については以下の記事をご覧ください。
今回の検証ルール
OBIMからの反発に特化した手法について、上記の基本ルールに加えて、より具体的な利食い・損切りルールを加えてその優位性を検証しました。
条件は以下の通りです。
検証ルール
- 通貨ペア:ドル円
- 検証期間:2023年4月1日~4月30日
- 損切り:エントリー直近の安値(ロングの場合、ショートはその逆)
- 利食い:リスクリワードが2となるところで利食い
このルールで検証した結果は以下の通りとなりました。
ドル円 | |
トータル(pips) | 63.4pips |
トレード回数 | 23回 |
勝率 | 47.8% |
プロフィットファクター | 2.02 |
これまでと比べると少し不調でした。
しかし、リスクリワードが2ですので、勝率48%でもトータルではプラスとなりました。
では、全エントリーポイントをご覧ください。
OBIM4月の結果
4月4日
■15分足
15分足の黄色い矢印は、大雑把なエントリーポイントになります。
(1分足チャートの方に正確なエントリーポイントを示しています)
■1分足
結果
- -10.4pips
4月5日
■15分足
■1分足
結果
- 10.2pips
4月7日
■15分足
■1分足
結果
- 11.4pips
4月7日
■15分足
■1分足
結果
- -2.0pips
4月11日
■15分足
■1分足
結果
- -3.4pips
- -2.4pips
- 8.4pips
4月11日
■15分足
■1分足
結果
- -4.9pips
4月11日
■15分足
■1分足
結果
- 10.8pips
4月12日
■15分足
■1分足
結果
- -5.4pips
4月12日
■15分足
■1分足
結果
- 12.8pips
4月13日
■15分足
■1分足
結果
- 9.4pips
- 11.0pips
4月14日
■15分足
■1分足
結果
- -6.0pips
- -3.6pips
- 8.2pips
4月17日
■15分足
■1分足
結果
- -7.8ips
4月19日
■15分足
■1分足
結果
- -3.8ips
4月20日
■15分足
■1分足
結果
- 16.8ips
4月25日
■15分足
■1分足
結果
- 10.8pips
4月27日
■15分足
■1分足
結果
- 15.8pips
4月28日
■15分足
■1分足
結果
- -5.3pips
- 7.2pips