なかなか香ばしい匂いのするFX商材が販売されました。
それがロケットブレイクFXというもので、現在198000円で販売されています。
損切り1pips、利食い20pips、リスクリワード1:20なのに勝率70%
というちょっと信じられないようなパフォーマンスを売りにしています。
セールスレターを見てみると、それはそれは長い!
「この手法は凄いんですよ!買ってください!」
ということをアピールするためにこれほど長い文章を書けるのか・・・
と感心してしまいますが、実はかなり計算しつくされたレターです。
構成としてはこのような形になります。
- レター上部では通常では考えられないようなパフォーマンスを提示して閲覧者の興味を持たせて続きを読むことを促す。
- 実際にこの手法を使った「初心者」が簡単に勝てるようになったことをアピール。
- トレード手法について大雑把に解説しつつ、製作者のトレードに対する考えを「誠実」に書きながらも、読んでいる側を「教育」し、「この手法しかない」と思わせる。
- 何度も何度も手法のパフォーマンスを繰り返し書くことで、「この数字は本当かも?」と思わせるように持っていく。
- 今の日本の状態悪化を理由に、「アナタはこのままでいんですか?」と不安を煽る
- でも私の伝えるロケットFXなら大丈夫。
「安心してください。勝てますよ。」
ふと目を上にやると、カウンターが募集終了までの時間が近いことを示している・・・。
私の主観も入りましたが、大体こんな感じです(笑)
では、詳しく見ていきましょう。
販売者の谷藤一希氏とは?
今回のロケットブレイクFXは「ヒトリメシサポート」という会社からの販売ですが、谷藤氏は株式会社ReVESTORという会社の中の「FX塾STARS」の塾長をされており、塾長谷藤の5分先を知るFX4つのテクニックという商材を出しています。
セールスレターの凝り方が全然違います。
谷藤氏の実績については、過去に最高で月7000piips、平均で600pipsと書かれていますが、それを証明するものはありませんね。
どんな手法?
レターを見ると、「ブレイクアウト」を狙う手法だということがわかります。
確かにブレイクアウトするポイントで的確にエントリーできれば、ほとんど含み損になることなく勝つこともありますが、それが7割の確率で達成できるのは私としては信じられません。
元々ブレイクアウトを狙うというのは、「損小利大ではあるものの勝率は低い」というのが普通です。
高い勝率を求めるにしても、トレードを厳選しなくてはいけませんから、トレード回数は激減するものなのですが、1日に1回から3回もチャンスがあるというのも不思議です。
私の常識からすると誇大広告にしか見えません。
その上、スマホからだけでトレード可能?
私はスマホで積極的にトレードして勝っているという人を実際見たことがありません。
外出先で必要に応じて手仕舞う時にやむおえず使う場合はあるかと思いますが、レター中の動画にあるように、「酒を飲みながらスマホでトレードする」というのはいかがなものでしょうか?
どうも誇大な表現が目立ちます。
約20万円の価値があるか考えよう
この商材は3か月間の塾というスタイルで販売されます。
期間内なら無限サポートですが、3か月の期間を過ぎると終了です。
この手法がどれだけすぐれているかはわかりませんが、これだけ高額ならば、もっと充実したサポートをつけたほうがいいのでは?と感じます。
3か月で全部終わり!というのは販売者側からすると都合がよすぎるのでは無いでしょうか?購入される場合はお気を付けください