非常に面白いインジケーターをご紹介します。
その名は「Futuro FX」。
何が面白いかというと、過去の値動きを参照して、現在から少し先の値動きを予測してチャート上に表示してくれる「パッと見テクニカル」なインジだからです。
チャートに表示させると、下のように黄色い足とピンク色の帯が表示されます。
これが予測の動きです。
下がその後の実際の動きです。
どうでしょうか?
毎回100%当たる・・・というわけではありませんが、それなりの的中率を見せます。
例えばロングする前にFuturo FXも上昇を予測していたら、本当にロングする、逆に下を示していたらロングを見送る・・・といった使い方をすることで、勝率を上げられます。
今回はそんな便利ツールFuturo FXをご紹介します。
Futuro FXのしくみについて
Futuro FXは、過去のチャートから現在のチャートと似たような動きを複数探し出し、それらの情報から将来の価格を予測していきます。
将来の価格推移の予測は、黄色いバーチャートと赤い帯の2種類表示されます。
まず黄色いバーチャートは、赤枠で囲われた期間と最も相関の高い動き(似た動き)をした過去チャートについて、その後の動きをバーチャートで表示しています。
赤い帯の方は、赤枠で囲われた期間と相関のあった複数の過去の値動きについて、その後の動きを平均化したものを表示されています。つまり、現在と似たような動きをしていた過去の相場では、平均的にはこんな動きをしていましたよ!という意味になります。
上記のチャートでいえば、黄色いバーは上昇し、ピンク色の帯は横向きなので、
と考えることができます。
なかなか面白いインジである
Futuro FXは、常に将来を予測するわけではありません。
現在の動きと過去の動きが、相関の高いと判断した時のみに黄色と赤の帯が表示されます。
それ以外の時は何も表示されません。
時間軸、通貨ペアに関わらずインジは動きますので、現在の手法に何か+αしたい人には面白いインジではないでしょうか?一つの参考になるはずです。
そもそもチャート分析は「過去の動きは繰り返される」ことが前提になっています。
ラインやチャートパターン、そして各種インジケーターも「過去の動きは繰り返される」ということが前提にあるからこそ、多くの人が利用しているのです。
そうであるならば、客観的に現在と過去の動きとを比較してくれるFuturo FXは使い方次第では「使える」武器になるのは必然と言えます。
Futuro FXについてさらに詳しく解説したPDFを作成しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
また、Futuro FXを始めとした将来を予測するインジケーターについてまとめた記事もありますので、こちらもぜひご覧ください。