【人工知能AI】MT4「CyberSignal」(サイバーシグナル)インジケーターはトレード補助ツールとして便利だ!
通貨ペアの選択からエントリーまでをサポートするトレードツール
  1. 実際に利益が出せるノウハウで再現性はあるのか?・・・・・8点/10点
  2. コストパフォーマンスは?・・・・・・・・・・・・・・・・4点/5点
  3. サポートはどうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4点/5点
  4. 販売者の信頼性は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5点/5点
  5. 売り文句と現実のギャップは?・・・・・・・・・・・・・・4点/5点

合計:25点!!(黙ってコレを買え)

株式会社サイバーネットより発売されたCyberSignal インジケーターをレビューします。

この商材のメインはMT4用のインジケーターで、通貨の強弱からその時に最も適切な通貨ペアを選択し、トレンドフォローのエントリーを補助するためのツールとなっています。

完全無裁量のシグナルツールではありませんが、全体として高いレベルで良くまとまっており、トレンドフォローをしたい初心者さんにオススメできます。

シグナルはカスタムできるので、中級者以上の方は色々と弄って好みのシグナルに変更することも可能ですし、決済用のEAを組み合わせることで半自動化したトレードが出来るようになります。

それではレビューをご覧ください。

 

CyberSignal インジケーターの概要

使用時間足どれでも
推奨通貨ペアFX通貨ペアだけでなく、金や原油、NYダウ、日経平均、仮想通貨でも利用可能
内容サインを出すMT4用のインジケーター
販売元株式会社サイバーネット
価格39,800円(税込)

CyberSignal インジケーターの長所

長所
  • トレンドフォロー型のサインツール
  • 通貨強弱インジケーターでどの通貨ペアが良いかが分かる
  • 決済用のEAを使えば、利食いを自動化可能
  • ChatGPTを組み合わせたノウハウ付き
  • どの通貨ペア、時間軸でも利用可能(銘柄関係なく使える)
  • トレード初心者でも分かりやすい解説付き
  • 14日間の全額返金保証

CyberSignal インジケーターの短所

短所
  • 完全無裁量というわけではない
  • 解釈の幅は広めでシグナルの選別が必要
  • 色々なインジが入っているが、それぞれを具体的に組み合わせて使う解説は浅い
  • 人工知能AI搭載とは???

CyberSignal インジケーターの斉藤学氏について

販売者の斉藤学氏は、50万円を6,900万円に増やした経験を持つトレーダーで、その知識を生かして、これまでに6冊の書籍と3本のDVDを出版されています。

また、本商材とは別にTHVをベースとしたマナブ式FX完全マスタープログラムも販売されています。

他にもマネー関連の雑誌への寄稿やセミナー講師を務めたり、Youtubeチャンネルも1万人の登録者を持つなど、広く活動されています。

斉藤氏のブログでは、毎日の為替予想記事がアップしてあり、翌日の値動きの予測についてテクニカル・ファンダメンタルズの両方から分かりやすく分析しています。

商材の中身について

CyberSignalインジケーターの内容は以下の通りです。

CyberSignalの中身について
商材本体
CyberSignalインジケーター本体&テンプレート

特典

  1. 通貨別強弱インジケーター
  2. 導入&設定マニュアル(PDF31ページ)
  3. 100ページ超FXマル秘攻略法(PDF120ページ)
  4. 初心者でもできるMT4マニュアル(PDF24ページ)
  5. Youtube特別解説動画
  6. 日・月別時間別攻略法(PDF3ページ)
  7. 決済用EA「CyberAuto」と解説(PDF27ページ)

特典扱いにはなっていますが、②が利用方法や仕様について解説したマニュアルです。

通貨別強弱インジケーターもテンプレート内に組み込まれていますので、実質的に①と②は特典ではなくメインの商品で、③以下が特典になるかと思います。

特典ので一番ボリュームのあるFXマル秘攻略法については、具体的に以下の内容となっています。

  1. CyberSignalを使って勝率を上げるためのコツ(市場間分析、トレンドフォロー、MTF分析)
  2. CyberSignalとChatGPTとの連携方法(プロンプト例)
  3. 通貨ペアごとの特徴
  4. 1日内の値動きの解説
  5. アメリカの利回りとドル円の関係
  6. 通貨ごとの相関関係
  7. マネーマネジメント
  8. FXで勝つためのコツ

序盤ではCyber Signalの応用的な使い方の解説があります。

中盤以降はFX市場全体に関する解説で、サイバーシグナルとは直接的に関係ない話も多いですが、市場間分析方法や利回り、相関関係など「なんとなぁく知っているけど、聞かれたら回答に困る」ような点について分かりやすく解説してあります。

初心者から中級者の方にとっては参考になる情報も多いと思います。

ただし、商材全体としてFX市場に関する解説は多い一方で、CyberSignalを使ったトレード例の解説はあっさりとしていて物足らないと感じました。

後述しますがCyberSignalは様々なインジケーターを利用しますので、それぞれの特徴や効率のいい組み合わせ方などの解説があった方が良いのは言うまでもありません。

また、多くの利食い例や損切り例などチャート画像として示すことで、利用者としてはより具体的な使い方のイメージがしやすくなるのではないかと思います。

CyberSignalについて

それではCyberSignalについて解説していきます。

購入後に送られてくるCyberSignalをMT4にインストールして、テンプレートを表示すると以下のような表示になります。

テンプレート内には合計で8個のインジケーターが入っており、全体としてなかなか派手なチャートになります。

どのようなタイミングでサインが出るかは以下の動画をご覧ください。

また、シグナルのライブ配信もあります。

シグナル系のツールは過去のサインの中でも、特に良かったところのチャートを出すのが普通ですが、その中でライブ配信をし続けているものは珍しいですね。

それだけサインに自信があり、納得した上で購入してほしいという思いなのでしょう。

本ツールが気になる方は、とりあえずライブ配信のサインを参考にしながらチャートを監視するのもいいかなと思います。

ではメインチャートとサブチャート部分についてご紹介します。

メインチャート部分

メインチャート部分では、CyberSignalのメインである2種類のサインに加えて平均足、トレンドライン(移動平均線のようなライン)、エントリー水準を示すライン、通貨強弱が表示されます。

情報量が多すぎて分かりにくいかも知れませんが、主役は水色や黄色の矢印と◎です。
これらがエントリーシグナルになります。

サインの出方については設定で変更可能で、好みに応じて変えられます。
初心者の方はデフォルト設定で問題ありませんが、慣れてきたら変えてみるのも面白いと思います。

その他にも色々と表示されますが、これらはサブ的なモノで、相場のトレンドの勢いや全体の流れを読んで、サインを取捨選択するために使います。

エントリー水準や利食い・損切りの目安となるインジ(By Areaなどが表示されるインジ)については、存在感があってチャートが見えにくくなることもあって、好みの分かれる点かなと思います。

参考になるとは思いますが、情報が多くなりすぎて不要だと感じる方は削除しても問題ないと思います。

サブチャート1(Signal MACD)

通常のMACDです。

MT4にデフォルトで入っているMACDとの違いとしては、トレンドが発生するとMACDの色が変わります。

  • MACDが0以上かつシグナルラインより上なら青色
  • MACDが0以下かつシグナルラインより下なら赤色

というシンプルなロジックです。
こちらはサブ的に利用します。

サブチャート2(Signal Square)

MACD、RSI、モメンタム、デマーカー、ADX、ForceIndexが組み込まれた複合的なインジです。

■と□、矢印と×などが表示され、トレンドの方向と勢いを示します。
特に全てのトレンドが揃っている時は勢いが強いと判断します。

こちらもサブ的に利用します。

CyberSignalを使ったトレード方法

CyberSignalを使う基本的なトレード方法について解説します。

手順は以下の通りです。

  1. 通貨強弱のインジケーターでトレードしやすい通貨ペアを選ぶ(上位足)
  2. トレンド方向を示すインジケーターで大まかな流れを確認
  3. サインが出たらエントリー
  4. インジケーターを見て決済する

CiberSignalは単にサインが出たらすぐにエントリーするものではありません。

通貨ペアの強弱から勝ちやすい通貨ペアを選択し、トレンド方向のシグナルが出た時に入ります。

完全無裁量ツールではないのでご注意ください。

Cyber Signalを利用したトレード例

トレード例をご紹介します。
サイバーシグナルではマルチタイムフレーム分析が推奨されており、今回は上位足を4時間足、下位足(執行時間足)を15分足としたエントリー例になります。

4時間足チャート(上位足)

左上の通貨別強弱を見るとNZD(ニュージーランドドル)が一番強く、USD(米ドル)が一番弱い通貨となっています。

強い通貨と弱い通貨を組み合わせた通貨ペアがトレンドが発生しやすいですので、今回はNZDUSDをトレード対象の通貨ペアとしました。(上のチャートは既にNZDUSDの4時間足チャートになっています。)

そしてNZDUSDのそれまでの流れを見ると、明らかに上昇トレンドです。
直近のサインは上向きの矢印で買いサインが出ていますし、現在のローソク足が上昇するトレンドライン(移動平均線のようなインジ)を上抜けてきています。

これらの情報から強い通貨であるNZDを買って弱い通貨のUSDを売る、つまりはNZDUSDのロングがベストな選択肢となります。

15分足(執行時間足)

この時15分足を見ると以下のようになっていました。

買いサインが点灯しています。
15分足レベルでも上昇のスイングを描いていますし、サインの他のインジケーターも上昇を示しています。

条件が全て揃っているのでここでロングエントリーです。

その後の流れをgif動画でご覧ください。
(リアルタイムで足が確定する度に画像を保存して繋げています)

しっかりと上昇していきました。

利食いについては、逆向きのサインが出る前に行うことが推奨されています。
個人的には移動平均線のようなトレンドラインを割ったところで決済するのが良いかなと思います。

決済用のEAで半自動売買をする

Cyberシグナルの特典に決済用のEAである「CyberAuto」が追加されました。

これは保有中のポジションを自動的に利食い決済してくれるEAで、チャートに張り付かなくても事前に設定したタイミングで決済してくれます。

基本的には上記のように色の変わるSignalTrendlineの色が変わったタイミングが決済判断となります。

しかし、この他に時間決済、利食いや損切りのpipsを指定しての決済などの機能も備えており、ユーザーのトレードスタイルや考えに合わせてセッティングが可能です。

以下はパラメーター設定です。

面白いのが判定時間足の機能で、指定した時間足でのSignalTrendlineの色が変わったら自動決済することが可能です。

例えば15分足でエントリーして、十分に含み益が出てきたら、次は1時間足レベルで色が変わったところで決済する・・・とすることで、時間軸を変えて含み益をさらに伸ばす戦略にシフトすることも可能です。

この機能はなかなか便利だと思います。

また、買いポジション決済・売りポジション決済をOFFにすると、それよりも下の手動決済設定、時間決済設定が利用できます。

  • 手動決済設定:含み益や含み損が指定したpipsになったら決済する
  • 時間決済設定:決済時間を指定する

どちらもトレードスタイルに応じて使い分けると良いかなと思います。

CyberAutoのEAについては、導入方法から仕組み、各種パラメーターの意味や設定方法まで詳しい解説が付いています。

ChatGPTと組み合わせる

CyberSignalでは、生成AIツールであるChatGPTと組み合わせて使う方法(プロンプト)も紹介してあります。

プロンプトに必要な情報は以下の通りです。

  • MT4のCyberSignalを利用している旨
  • 上位足のシグナルレート
  • 下位足のシグナルレート
  • 直近のサポレジライン

これらをChatGPTに入れると、売買判断情報が出てきます。

ChatGPTを使った例

ChatGPTを使って売買判断を仰いだ例をご紹介します。

まずは上位足としてドル円日足の状況です。

148円30銭付近に買いシグナルが出ており、現在は上昇トレンド中です。

次が下位足(執行時間足)の1時間足の状況です。

150円20銭あたりに買いサインが出たばかりです。

この1時間足のサインは買いなのかどうかをChatGPTに質問した回答は以下の通りになります。(使用したのはChatGPT4)

結論としては、このサインは「買い」であると判断されました。
なかなか面白いですね。

ただし、ChatGPTの判断よりも実際のチャートを見て勢いがあるかどうか、通貨の強弱などを総合的に判断したほうが良いとは思います。

あくまでもオマケ的な位置づけで試してみるのは悪くないですが、鵜呑みにしないように注意してください。

ちなみにその後の値動きです。

少し上げて反転していきました。
すぐに利食いしていれば20pips程度は取れていた感じですね。

CyberSignalインジケーターのメリット

CyberSignalインジケーターのメリットとして以下の点が挙げられます。

  1. 通貨ペアの選定からマルチタイムフレーム分析まで可能
  2. トレンドフォローのエントリーポイントが分かる
  3. 通貨ペアや時間軸を選ばずに利用できる
  4. 決済用のEAを使うことで、利食いタイミングを逃さない
  5. ChatGPTと組み合わせられる

CyberSignlaインジケーターは、通貨ペアの選定からマルチタイムフレーム分析、そしてトレンドフォローのエントリーまでが出来るトレード補助ツールです。

様々な指標を駆使して総合的にトレンドやエントリーの判断をする際に使えます。

また、通貨ペアや時間軸の指定がなく、どんな銘柄でも使えますので、様々なトレードスタイルの方に使えるツールとなるでしょう。決済用のEAを組み合わせることで、監視時間の削減も可能です。

加えてChatGPTと組み合わせる方法もありますが、これはあくまでもオマケ的なもので、トレンド判断等は実際のチャートを見て行うようにしてください。

CyberSignalインジケーターのデメリット

  1. 完全無裁量というわけではない
  2. 解釈の幅は広めでシグナルの選別が必要
  3. 色々なインジが入っているが、それぞれを具体的に組み合わせて使う解説は浅い
  4. 人工知能AI搭載とは???

CyberSignalインジケーターは完全無裁量で勝てるものではありませんん。
あくまでもトレード補助ツールである点は注意しておきましょう。

また、様々なインジケーターを利用しますが、各インジケーターをどのようにして考慮してエントリー判断するかの解説は少ないです。この点は各人で検証していく必要がありますし、不要であれば非表示にすることをお勧めします。

セールスレターには人工知能AIとの記載がありますが、AIを利用してサインの根拠を作成したのか、それともChatGPTを組み合わせて使えることなのかの意味は不明です。

CyberSignalインジケーターがお勧めできる人

CyberSignalインジケーターオススメできる人
  • 通貨強弱判断からトレンド判断が出来るようになりたい人
  • 効率のいいトレンドフォローのエントリーをしたい人
  • FX市場について学んでいる初心者
  • スキャルからデイトレまで使えるシグナルが欲しい人
  • FXだけでなくゴールド、ダウ工業平均、日経平均、暗号通貨でも使いたい人
  • エントリーは自分で判断して、決済はEAを使う半自動化したトレードをしたい人

CyberSignalインジケーターは、その時の相場に合った通貨ペアを選択してトレンドフォローが出来る便利なツールです。

特にマルチタイムフレーム分析をして利用することで、初心者の方でも大きな流れと同じ方向、そしてピンポイントでのエントリーが出来るようになります。

FX市場のことをしっかりと理解して、トレードで利益を出したい!と思う方にお勧めします。

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