為替市場がゼロサムであってもFXトレードで勝つことができる理由
FXはゼロサムだからギャンブルだ。
FXはゼロサムだから勝ち続けられない。

FXをやっていると、こういった文言を目にすることがあります。

多くの場合、「だからFXなんてやらずに株式投資を・・・、不動産投資を・・・」と、FXに興味を持っている人に対して、他の投資商品に鞍替えさせるための言い訳に利用されています。

この意見を真正面から受け取ってしまい、勝てないことの言い訳にする人もいます。
例えば私が以前コーチをやっていた時に、どうしても勝てない生徒さんが

FXはゼロサムだから勝てるゲームじゃないとわかりました。

と、悟ったように塾を辞めていれたこともありました

その方は損切りする事すら出来ない方だったのですが・・・。

さて、本当にFXはゼロサムゲームなのでしょうか?
そしてゼロサムならば本当にFXで勝つことは長期的に不可能なのでしょうか?

今回は相場がゼロサムなのかどうか。
FX市場で利益を出せるのかについて考察します。

結論
市場がゼロサムであっても利益を出すことは可能です。
理由は、市場で利益を出すことを放棄しているプレーヤーがいるからです。

ゼロサムとは?

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ゼロサムについては、Wikipediaでこのように解説されています。

ゼロ和(ぜろわ、英: zero-sum)とは、複数の人が相互に影響しあう状況の中で、全員の利得の総和が常にゼロになること、またはその状況を言う。

つまり、ゼロサムのゲームに参加した場合、勝った人も負けた人もいますが、
それらの利益を総合するとゼロになる、という事になります。

多く儲けた人がいる一方で、その儲け分は誰かの損失となっているという事ですね。

FXはゼロサム、いや、マイナスサム

FX取引は通貨の交換という面も持ち合わせていますので、確かにゼロサムであることは否定できません。

加えて、取引にはスプレッドや手数料が必要となりますので、これらを総和から引くとマイナスになるために、実質的にはFX取引はマイナスサムであると言われることがしばしばあります。

マイナスサムと言うのは、例えばカジノや競馬、宝クジのようなもので、胴元だけが確実に儲けることができるが、プレイヤーの利益の総和はマイナスであるという事です。

こういった理屈から、FXはギャンブルの一つである、とみなされこともあるのです。

一方で株式投資の場合は、企業の価値が上がって株価が上がれば出資者全員が儲かることが出来ますし、配当も得られますのでプラスサムゲームになることもあります。

では、ゼロサム、いやマイナスサムであるFX取引で勝ち続けることは 全く持って不可能なのでしょうか?

いえ、そんなことはありません。
FX取引がマイナスサムであるという意見は、為替相場を表面的にしか見ていない証拠です。もっともっと深く為替市場を見つめると、その中には利益の源泉が見えてくるのです。

マイナスサムであってもFXで勝てる理由

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為替市場自体はゼロサムで、我々トレーダーにとってはスプレッドがあるために実質「マイナスサム」であると書きました。

これは否定できない事ですが、もし為替市場の中で利益を出すことを最初から放棄している人たちがいたら・・・話は変わってくるのではないでしょうか?

だって我々トレーダーは、為替差益を求めないプレイヤーから利益を奪えばいいのですから
実は、外国為替市場の中には、実際にそういう人たちが数多くいるのです。

外国為替市場でキャピタルゲイン(為替差益)を求めないプレイヤーたち

FXトレードにばかり集中していると、為替市場の中でプレーヤー全員でお金を奪い合う、椅子取りゲームと想像してしまいがちですが、現実はそうではありません。

視野を広げてみると、市場参加者の中には、為替市場で収益を上げることを第一の目的としない取引参加者がいるのです。

それらがどんな団体・人なのかをまとめましょう。

キャピタルゲインを求めないプレイヤー

  • 中央銀行:為替レートの維持のため
  • 企業等の実需筋:輸出入の代金の支払い等
  • 機関投資家や個人投資家:外国債券や外国株式購入時の為替ヘッジ等
  • 一部のトレーダー:スワップ狙い
  • 非トレーダーの個人:海外旅行時の両替、カードの支払、外貨預金等

これらの団体や個人は、市場の価格に拘らずに取引しており、決して合理的な価格でない時に売買をして、価格のゆがみを生じさせます。

この価格のゆがみこそが我々トレーダーにとっては利益の源泉となるのです。

統計にによると、キャピタルゲインを見込んだ外国為替市場取引参加者は実需や投機筋を合わせた全取引の半分にも満たないそうです。

つまり、椅子取りゲームでたとえるなら、最初から椅子を取ることを放棄している人たちが半分以上もいることになるのです

そう考えれば、実はキャピタルゲインを求めるトレーダーにとっては為替市場はマイナスサム・ゼロサムではなくプラサムにもなる、と言えるのです。

 利益を求めないプレイヤーがいることを忘れてはいけません。

資金の奪い合いの為替市場で、誰が勝ちやすいのか?

前項でキャピタルゲインを狙わないトレーダーのおかげで、実質的にFX取引はプラスサムにもなると書きました。

とは言え、椅子が沢山空いている中であってもトレーダー間で椅子を奪い合うのは必然。一人で多くの椅子を取りたがるトレーダーも多いのですから、簡単ではありません。

では誰が利益を上げやすいでしょうか?
私は以下の3つのうちどれか一つは必要であると考えています。

  • 金を持っている者
  • 情報を持っている者
  • 上手に取引できる者

我々個人トレーダーは為替市場を動かせるほどのお金を持ち合わせていませんし、次回の雇用統計結果や中央銀行の金利政策についても事前に知り得ません。

ならばどうするかと言えば、上手に取引する技術を身につけるしかないという選択肢が導かれます。

つまりFXで勝てない人は、売買技術が他のトレーダーと比較して低いだけであって、相場がゼロサムだとかそんなことは言い訳にならないのです。

そして技術を身につければ、勝ち組になることも可能なのです。

まだ勝てていない方は、勝てない理由を相場のせいにせず、自分の技術を高めることに集中すればいつかは道が開けるはずです。
その時こそが、他のトレーダーよりも上手に取引ができるようになった時なのです。

まとめ

FX市場は通貨の交換場所という性質を考えると確かにゼロサムである。

しかし、市場参加者の中にはキャピタルゲインを求めないプレイヤーが多数いる。そういったプレイヤーが価格の歪みを生み出す。

我々トレーダーはそういった歪みを狙ってトレードをすることで長期にわたって利益を出し続けることが出る。

しかし、それは簡単では無いため、勝ち続けるためにはトレード技術が必要である。

 

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