今週も引き続きあゆみ式 A Teachert FX Academyの検証を行いました。
先週からインフォトップのFX情報商材部門では常に上位をキープしている「あゆみ式」。
シンプルなトレード手法と再現性の高さ、そしてフォワードの結果の良さが人気です。
さて、今週はどのような結果だったのでしょうか?
検証内容
■検証商材
・あゆみ式 A Teachert FX Academy
■検証期間
2016年 6月26日~7月1日 時間は日本時間の15時~24時まで
■検証通貨ペア
EUR/USD、AUD/JPN、GBP/JPN
(推奨通貨ペアです)
検証結果には、EUR/USDに0.6pips、AUD/JPNに1.0pips、GBP/JPNに1.2pips
のスプレッドを加味しています。
検証ルール
出来る限り機械的にするために、以下のルールで検証しました。
■エントリー
エントリーシグナルに従います。
損切りポイントまでの距離が20pips以上あるなら見送ります。
直前の1時間足が「トレンド」状態で確定していたらエントリーします。
■利確
色々な利確目標がありますが、今回は客観性と再現性を重視するために
直近の高値安値を利確目標にします。
このやり方は、大きなトレンドが出た時に取れる利益は小さくなりますが、
一方で勝率は高めになります。
また、直近の高値に届かず戻ってきた場合はサブラインを割った時点で決済します。
■損切り
損切りルールに従います。
最大損失は-20pipsとします。
あゆみ式 A Teachert FX Academyの検証結果
今週の結果は以下の通りです。
獲得pips | トレード回数 | 勝率 | プロフィットファクター | |
---|---|---|---|---|
USD/JPN | -5.3pips | 5 | 60.0 | 0.798 |
EUR/USD | 34.0pips | 6 | 66.7 | 2.47 |
AUD/USD | 92.8pips | 4 | 50.0 | 12.13 |
ユーロドルがマイナスになりました。
今週のユーロドルはボラも小さくレンジ的な動きも多かったために、
利が目標地点にまで伸びずに損切りというパターンばかりでした。
しかしよく動いたクロス円の方では見事に損小利大のトレードとなり、
なかなかの好成績を叩出しました。
今週のように、クロス円やドルストレートでレートの動きに大きな違いがある場合は、
通貨ペアによって結果がかなり異なってきます。
この手法はすぐにトレードチャンスが分かりますし、5分足でエントリーが
決まりますので、複数の通貨ペアで取引するのがお勧めですね。
ポンド円のトレード回数が4回だけなのは、
「損切りラインまでの距離が20pips以上あれば見送る」というルールのためです。
これが無ければもっとトレード回数もあって、pipsも取れていました。
ポンド円でもっと取引したい方は、この制限を取り払うのもありだと思います。
検証して気づいたこと
あゆみ式A Teachert FX Academyで大事なポイントは1時間足のトレンドです。
1時間足が上か下かはっきりしている時が高勝率で大きく勝ちやすいですね。
一方で1時間足のブルーラインとレッドラインが絡みながら推移している
「よくわからない相場」ではダマシが発生しやすいです。
理想的なエントリーポイントと言うのが下のチャートの矢印の箇所です。
(左が5分足、右が1時間足、クリックで拡大します)
1時間足は分かりやすい下降トレンド中で、その戻りを見事に捉えています。
こういった所で決済を伸ばすことが出来れば、かなりの利益が期待できます。
私の決済ルールは明確さを重視するために前回高値安値としていますが、
伸ばすときに伸ばす裁量を加えると、比較にならないほどのpipsが得られるでしょう。