私が出会った天才トレーダー

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トレードは未経験者からは「楽に儲けられる」、「ハイリスク」、「一攫千金」など、
様々なイメージを持たれていますが、現実としては職人技というか、
トレーダーの技術に大きく依存する、経験がモノを言う一面も持っています。

トレードを始めて3年は見習い期間、それから少しずつ芽が出て5年目以降から
段々と勝てるようになってくるというのが私の知る限り普通です。

そんな中で、たった半年で勝てるようになった人を私は知っています。
短期的に勝てたのではなく、今現在もずっと利益を出し続けている方です。

今回はその方(Y氏)のエピソードをご紹介します。

出会いは私がやっていたFX塾

Y氏と私が始めて出会ったのは、当時私がやっていたFX塾です。
彼がFXで勝ちたいと入塾してきました。

その時点の彼は20代後半でトレード歴3ヶ月でした。
まだFXの初心者で、トレードに関してもまだまだ理解が浅い状態で、
取引に関しても曖昧なことが多い感じでした。

しかし、それまでの取引履歴を見せてもらうと・・・大損が無いんですね。

普通、初心者が独学で3ヶ月も取引を続ければ、ほとんどの場合で損切りできずに
大損して、合計すると大きくマイナスというのがセオリーです。

一方で彼もトータルでマイナスではあったのですが、大損が無く、コツコツと
負けて続けてマイナスという結果でした。

私はちょっと面白いと思って、Y氏に
「今まで何かFX以外でのトレードかギャンブルをされたことがありますか?」
と尋ねたところ、
「パチンコやその他のギャンブルで生計を立てています」
という返事が返って来ました。

私は彼に興味を持ったので、担当になることにしました。

この男、普通じゃない

当時の彼の手法は、ブレイクアウトシステムに似たようなものでした。
5分足で大きく上げたらロング、大きく下げればショートというシンプルなものです。

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現代のチャートではそのような手法はなかなか通用しませんが、
彼がすぐに損切って次のチャンスをしっかりと待っていた事には驚きを感じました。
普通の初心者にできることでは無いからです。

Y氏は、それまでのギャンブルの経験から「トータルで勝つ」という考えを
身をもって理解して、実行できるレベルに達していました。

感情的になっては負ける、調子が悪いのにダラダラ続けると大損する
と言うことを嫌というほど経験したそうです。

押し目買いと戻り売りを徹底的に教え込む

私がY氏にメンタルについて教える必要はほとんどありませんでした。
彼に足りなかったのは、チャート分析能力とトレード手法だけでした。

私は彼にブレイクを狙うのをやめて、押し目買いと戻り売りを徹底するように
言って手法を教えました。

彼の「勝率は気にしないから損小利大で行きたい」という意向を組んで、
出来るだけ利を伸ばすようなエグジット方法を伝えて実戦に挑んでもらいました。

それからも少しずつトレードの見直しをやっていった結果、1ヶ月後には
900pipsもの利益を叩き出しました。

その時はたまたま大きく相場が動いた時とは言え、誰もが驚きました。
1ヶ月間の勝率は30%、損益率は5~15。初心者が出来る芸当ではありません。

その後のY氏は?

Y氏は3ヶ月間塾に通って卒業していきました。
この時点でトレード歴は半年でしたが、誰もが太鼓判を押すトレードをしていました。
物凄い努力家で、検証も1日に10時間は欠かさなかったそうです。

彼はその後、専業トレーダーになって今は悠々自適な生活を送っています。
トレードを始めてすぐに勝てるようになる人は、必ずと言っていいほど
どこかで大きく躓くのですが、資金管理にも厳しい彼には必要のない心配だったようです。

元々ギャンブラーだったとは言え、こんなに凄い人もるんですね。
私の知る数少ないトレードの「才能」を持った人のエピソードでした。

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