MT4の使い勝手を倍増させる便利系インジケーターまとめ

今回はMT4の機能を拡張して利便性を上げてくれる便利なインジケーターとスクリプトをご紹介します。

MT4の利便性を上げる・・・というと少しわかりにくいと思いますが、具体的には以下のようなインジになります。

  • 十字カーソルを固定し、他の時間足と同期する
  • チャートで表示している時間帯を、他の通貨ペア・時間足のチャートも同期する
  • インジケーターやオブジェクトを他のチャートにもコピーする
  • チャート上のオブジェクトを一括で全部消去する
  • ワンクリックでチャート画像を保存する
  • etc・・・

MT4は2005年にリリースされた古いソフトです。
パソコンのOSで言えばWindwosXPが全盛期、ゲームで言えばプレステ2終期、NINTEND DSの人気が爆発していた時期です。

今となっては「懐かしい」と思えるソフトやハードと同年代のMT4ですので、cTraderやTradingviewなどの最新のチャートソフトと比べると、使い勝手が劣ってしまう点は否めません。

しかし、今回ご紹介するインジケーターを導入すれば、MT4がより使いやすくなることは間違いありません。ぜひご覧ください。

本記事でご紹介するインジケーターは全て無料です。また、中にはインジケーターではなくスクリプトも含まれています。

MT4とMT5、Tradingview、cTraderを比較した記事もあります。
こちらもぜひご覧ください。

nn_Crosshair_Sync_2_1_3

十字カーソルを常時表示し、一緒に表示している他の通貨ペア・時間足のチャートにも十字カーソルの動きを同期するインジです。

マルチタイムで相場の動きを追う際に重宝します。

同期しない設定にもできますので、単に十字カーソルを常時表示したい方にもお勧めです。

ChartSynchronization

インジケーターを入れたチャートをスクロールして表示している時間帯を変えると、他のチャートもスクロールして同じ時間帯を表示してくれるます。

このインジでは通貨ペアや時間足関係なく同期してくれますので、マルチタイム・マルチ通貨ペア同じ時間帯のチャートを見たい際に重宝します。

前出のnn_Crosshair_Sync_2_1_3と一緒にチャートに入れることで、複数のチャートを同時にスクロールしつつ、十字線も一緒に同期して表示できます。これはかなりお勧めです。

Multi-Chart-Sync-safe-button

ライン、レクタングル、フィボナッチなどのオブジェクトを、リアルタイムで他のチャートと同期できるインジです。

同期したいチャート全てにこのインジを入れたら、あとは自動で描画するオブジェクトが同期されるので超便利です。

右下のボタンをクリックして「off」にすることで、同期を解除できます。

違う時間足のチャートを並べて相場分析をしたり、他の人にチャート分析を解説する際に重宝すると思います。

Template All OpenCharts

チャートに表示してあるインジケーターやラインなどのオブジェクトを、他のチャート全てに同期できるスクリプトです。

コピー元のチャートにスクリプトをドラッグアンドドロップすると、カウントダウンが出て、0になったタイミングで他のチャートが一斉に同じように切り替わります。

複数の時間足チャートを表示して、それぞれについてラインを引いて・・・とやっている方は超便利なスクリプトになるはずです。

Template_Switcher_on_chart

ワンクリックでテンプレートを呼び出せるインジです。

チャート上にテンプレ名のボタンが表示され、それをクリックすると簡単に切り替わります。

複数のテンプレートを使ってチャート分析をしている方にオススメです。

00-Scr-ObjectCopier_COPY5&PASTE5

チャートに表示しているオブジェクト全てをコピーして、他のチャートにペーストできるスクリプトです。

このスクリプトは、コピーされる側に既に表示していたオブジェクトの邪魔しません。(例えば、コピーされる側のチャートにラインが引いてあったとしても、それは消去されず、追加される形でオブジェクトが表示されます))

また、オフラインチャートにも対応していますのでマルチタイムでチャートを動かすトレードの検証時にも役立つはずです。

!!!-MT4 X-SYMBOL CHANGER-45

ワンクリックで時間足や通貨ペアの変更ができるインジです。

MT4では時間足の変更は楽にできますが、通貨ペアの変更は少し面倒ですので、頻繁に通貨ペアを変える方にオススメします。

26FM1-Chart MarkerUp

ラインやレクタングル、フィボナッチなどのオブジェクトの描画が楽になるインジです。

各オブジェクトがワンクリックで呼び出せますので、ライン等を描画してチャート分析をする方に便利だと思います。

Toggle borders

MT4の水色のチャートの枠を取っ払って表示領域を広げるインジです。

チャートの枠に何か特別な情報が表示されるわけでもありませんので、パソコンのモニターのサイズや数に制限がある方に便利だと思います。

ClickMax

チャート上をダブルクリックするだけで、そのチャートを全画面表示できるインジです。

チャート画面を頻繁に全画面表示⇒ウィンドウ表示と切り替える方にオススメです。

Objects_Move_All_v1.1

一度に複数のオブジェクトを同時に動かせるようにするインジです。

このインジを入れたチャートに、移動させたいオブジェクトを「選択」した状態の時に「move all」のボタンを押して、オブジェクトを押すと全てが一緒に動きます。

ラインだけ、レクタングルだけを一緒に動かす・・・と言ったこともできます。

オブジェクトを頻繁に移動させる人にオススメです。

Change Time Frame All

表示しているチャート全ての時間足を一括で変更するスクリプトです。

通貨ペア関係なく、すべてのチャートを同じ時間足に変更できます。

CleanupAll_Objects

選択したチャートに表示してあるオブジェクトを消去するスクリプトです。

通常なら「チャートを右クリック⇒表示のライン等」と進んで、一つずつ消去しないといけませんが、このスクリプトを使えば一瞬で全てが消せます。

ライン等を多く描画する方にオススメです。

DeleteAllObjects

MT4に表示しているすべてのチャートのオブジェクトを消去するスクリプトです。

全チャートをまっさらにしたいときに便利です。

IG Freehand Drawing

チャート上にフリーハンドで絵が描けるインジです。

気になる個所をチェックしたり、ちょっとしたメモを入れる際に便利です。

動作も軽く、キーボードのボタンに応じて色も簡単に変えられます。

ClickScreenShot1

ワンクリックでチャートを画像として保存するインジです。

過去検証で気になった動きやトレード中の環境認識、エントリー・エグジットの際にチャート画像を気軽に保存できます。

トレードノートを作る際に重宝します。

SuperJoltSnapperFiles

同じくチャートを画像として保存するインジです。

このインジでもワンクリックでチャート画像を保存できますが、さらに過去に保存したチャート画像についても確認&消去等ができます。

更にはオフラインチャートも画像として保存できますので、トレード練習時のエントリー&エグジットポイントをまとめたチャート画像集も作れます。

ScreenShotOnTrade

MT4でエントリー&エグジットした際に、自動でその時のチャートを保存してくれるインジです。

このインジをあらかじめチャートに入れておけば、トレード時にチャート画像を保存することを意識しなくても良くなります。

保存した画像も通貨ペアごとにフォルダが作られますので、後で見直す際に分かりやすいです。

Alerts_on_New_Bar_v2

足が確定する度にアラートの鳴るシンプルなインジです。

1分足や5分足を使っている方にとっては不要だと思いますが、15分足~1時間足のように足が確定するまでに時間がかかり、その間に何か他のことをやりたい場合に、定期的なアラートとして使えます。

Object_New_Detect

チャート上に新たなオブジェクト(矢印やラインなど)が表示されると、各種アラートを発動させることができるインジです。

このインジとアラート機能の付いていないシグナル系のインジを同時にチャートに入れることで、シグナル点灯時にポップアップ、メール送信、プッシュ通知等の機能を追加することができます。

他のインジケーターと組み合わせることでMT4の利便性が大きく上がるでしょう。

 

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