FX必勝法!スワップ金利のサヤ取り

FXトレードで利益を上げるためには、動く方向を予測して為替差益を得ると言うのが一般的ですが、それ以外にも収益を得る方法があります。

それが異業者間のスワップレートの違いを利用したサヤ取りです。
通常の片張りとは違って、為替差益を狙わないので収益自体は少ないですが、非常に低リスクで着実に資金を増やせるため、「資産運用」として利用している人が多いのがこの手法です。

サヤ取りとは?

サヤ取り(アービトラージ)とは、マーケットに生じる歪みを、ほぼリスク無しで収益化する方法です。

そんなものがあるか?と思われるかもしれませんが、世の中には数多くのサヤ取りの機会があります。

特に国債などの債権は、残存年数の違いによって利回りに差が出てくることがあります。
これを価格の歪みはいつかは解消されますから、歪んでいるうちに両建てし、解消したときに決済すると利益が出ます。

今回紹介する方法は、FX業者間のスワップポイントの違いを利用します。

実はスワップポイントというものは、FX業者が独自に決めることが出来るため、業者間によって大きく差が出ることがあります。また、業者によっては買いと売りのスワップポイントが同じではないところもあります。これを利用するのです。

スワップ金利のサヤ取りやりかた

スワップ金利のサヤ取りの基本は、

受取スワップ金利が高い業者でロングする。
支払スワップ金利が低い業者でショートする。

この2つです。ポジションを持てば基本放置ですが、最初のリサーチは必要です。

まずは、スワップポイントの高くなる高金利の通貨を探します。
FX業者の取り扱う通貨の内、2015年9月現在の高金利通貨は、
トルコリラ、南アフリカランド、ニュージーランドドルなどがあります。

トルコリラは取り扱っていない業者も多くありますので、今回は南アフリカランド円を使ったやり方をご説明します。

1.買いスワップの多い業者と、売りスワップの小さい業者を見つける。

まずは買いスワップの多い業者と売りスワップの小さい業者を見つけます。

FX業者は多くあって探すのは大変だと思う方は、こちらのサイトが便利です。

このサイトを使う場合、まずは買いスワップを表示させます。
すると、各通貨ペアの中で最大のスワップポイントをくれる業者が黄色く表示されます。

swap

この日の南アランド円は、SBIFXトレードが10万通貨で1日160円というのが最大です。

次に、売りスワップを表示させて、支払いスワップが最低の業者を探します。

swap2

この日はの南アランド円では、ヒロセ通商のライオンFXが-120円と最低でした。

 ※このサイトでは全ての業者を比較しているわけではありません。
また、スワップポイントの情報が違う可能性もありますので、必ず業者のサイトで確認してください。

2.買いスワップが最大の業者でロング、売りスワップが最低の業者でショートして両建てする

今回のケースでは、SBIFXで南アランド円を10万通貨をロングし、LionFXで同額をショートして両建てすれば、1万通貨当り、1日で(160円-120円)で40円の利益が為替リスク無しで手に入ります。

現在の南アランド円は9円弱。
10万通貨をレバレッジ1で運用するとなると約90万円が必要で、これを両建てするわけですから、合計で約180万円必要になります。

180万円で1日40円の利益か!と思われがちですが、1年では14,600円。約0.81%の利益です。
現在の銀行預金と比較すればかなり大きいことには違いありません。

また、FXではレバレッジが利用できます。
やるのは両建てですから、為替リスクはありません。
レバレッジを上げてやれば、その分利益は倍増して行くのです。

ただし、レバレッジを上げる場合は定期的に口座を確認して片方のポジションがマージンコールにかからないかをチェックする必要があります。

マージンコールにかかりそうならば、含み損の口座のほうに、含み益の口座の方から資金を入れてやるなどの対応をすれば大丈夫です。

例えば、レバレッジ10倍で運用するのであれば、180万円の運用資金で1年で146,000円の利益となり、約8.1%の運用利回りとなります。

片張りだけでスワップを狙うのは危険です

2005年~2007年までのときは、日本以外の国の多くが高金利だったので多くのスワップ派がいました。

当時は円安トレンドということもあり、片張りだけのポジションをホールドするのが普通でしたが、そんな人たちはサブプライムショック、リーマンショックでことごとくやられて資金を失いました。

スワップを狙って安全にコツコツを資金を増やしたいのなら、必ず両建てをするようにしてください。

また、外国のFX業者を探せば、もっとスワップの差のあるところがあるかもしれません。

資産運用としていかがでしょう?

銀行にお金を預けても殆ど利息が付かない現在、スワップ狙いの両建ては優れた資産運用方法だと思います。

スワップポイントは日々変化するのが一つのデメリットですが、常に良い両建て先を探すのがサヤ取りの醍醐味でもあります。

安全に資金管理をしたい人にはお勧めしています。

 

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