先日、メルマガ読者の方より「FXプレミアムトレード15M」が結構勝てます!
というご連絡を頂きました。
私もFXプレミアムトレード15Mについては販売当初より知っていたのですが、59800円と強気な価格設定と「損小利大で高勝率で月に1000pips以上取れる」という売り文句に「本当かな?」と首をかしげて敬遠していました。
しかし、メールを頂いてから他のレビューサイトを見てみると、結構評価も高かったので私も購入して検証することにしました。
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シンプルなセールスレター
FXプレミアムトレード15Mのセールスレターは非常にシンプルです。
販売者の顔出しや実績等は表記されておらず、販売者のトレードに対する考えと、FXプレミアムトレード15Mがどんな手法なのかについて淡々と解説しているだけです。
これについて不満のある方もいるかもしれませんが、無裁量で誰がやっても勝てるトレード手法であるのなら、顔出しも販売者の実績も必要ないと私は思います。我々が求めているのは「自分が実践して勝てる手法」なのですから。
また、デザイン的には一昔のセールスレターを彷彿とさせますが、不必要な煽りが無いのには個人的に好感が持てます。
トレード条件について
FXプレミアムトレード15Mのトレード条件についてまとめると以下のようになります。
トレード時間:15時~20時、21時~25時
トレード通貨ペア:ポンド円、ポンドドル
よく動くポンドを利用し、その中でも最もトレンドが発生しやすい時間帯で取引していくスタイルです。限られた時間内で15分足を利用しますが、その割にはトレード回数はそれなりにあります。
通貨はポンドがメインという事で敬遠される方もいるかもしれません。
しかし、ポンド円やポンドドルは値動きはドル円と比較すれば大きいものの、テクニカル自体はしっかりと意識される通貨ですので、慣れれば問題ありません。
過去の大きな値動きやブレグジットショック時の動き等から「ポンドは荒れ狂った動きをする」というイメージを持たれている方も少なくないのですが、実はトレードしやすい通貨です。
トレード手法について
FXプレミアムトレード15Mでは主に以下の3つのインジケーターを利用します。
- VQ
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
この中で一番重要なのがチャート下に表示されるVQです。
VQとはVolatility Qualityの略で、確か2007年~2010年辺りで世界中で大流行した記憶があります。VQを使ったトレード手法は海外のサイトでも多く解説してありますし、日本でもVQを利用した商材やEAが販売されていました。
VQ自体はオシレーターのような動きをしますが、相場の動きに合わせて色が変わり、上と下のどちらが優勢なのかを示してくれます。また、色が切り替わるときにはアラートと主に矢印が点灯する「シグナルジンジ」の一つでもあります。
FXプレミアムトレード15Mでは、このVQをエントリーサインに利用したり、エントリー方向を見定めるために利用します。(パラメーターはデフォルトではありません)
具体的なエントリーとエグジット
FXプレミアムトレード15Mでは、3つのエントリーポイントについて解説しています。
どのエントリーも非常にシンプルで明快なルールで裁量は入りません。
エグジットについてはエントリー直後に損切りの逆指値を入れながらも、基本的には1時間以内に決済するルールとなっています。
以下が具体的なエントリー&エグジットポイントです。
ルールとしては裁量がほとんど入りませんし、ポジションを持っても15分に1回だけチェックし、長くとも1時間でポジションを決済できるルールなので、かなりストレスを抑えたトレードが出来るかと思います。
また、肝心の優位性については結構ありそうです。
販売者のブログを見ると、毎日のエントリーポイントについて解説してあるのですが、それと実際のチャートを見る限りではちゃんとシグナル通りのトレード結果を掲載しており、信頼性もあります。
セールスレター中のQ&A内で以下のような記述がみられますが、
「プレトレ」のルール通り、きちんとトレードをしていただけるのなら、月ベースでは、トータルでマイナスにすることの方がむしろ難しいと思います。
確かにルールにしっかりと従うのであれば、少なくとも利益は出せるかと思います。
FXプレミアムトレード15Mの優れている点
プレトレの基本的な考え方は非常にシンプルです。
正直な所、「これだけで勝てるのか?」と思えるほどです。
しかし、トレードルールを見ながら検証していくうちに、優位性を高めているルールが分かってきましたのでまとめます。
エントリーフィルターが優れている
プレトレのエントリーポイントは主にVQとMAで決まります。
しかし、最後にエントリーするかしないかのフィルターとして「ローソク足の形状」を判断に用います。この判断方法はかなり明確なのでほとんど裁量は入らないのですが、ダマシを避けるために非常に効果的だと思います。
ただし、最初は細かなルールを覚えるためにしっかりと検証して慣れていく必要はあります。
時間決済
もう一つの優れている点が「時間決済」です。
プレトレでは基本的にエントリーして約1時間以内で取引が終了します。
トレード手法の多くが縦軸である価格レートを中心に組み立てているものが多いのですが、横軸である「時間」も非常に重要なファクターです。
プレトレではこの時間決済のルールを採用することで、無駄に長くなるポジション保有期間を減らしてストレスを軽減させるだけでなく、あまり調子のよくないトレードも強制的に決済させることで、結果的には損小利大のトレードにつなげています。
時間決済を上手にルールに組み入れたトレードルールと言っていいでしょう。
時間決済のルールについては過去に記事にしていますのでご覧ください。
以上の2点がプレトレの優位性を飛躍的に高めていると感じました。
シンプルに見えて、かなり工夫されています。
サラリーマントレーダーの救世主になりそうだ
FXプレミアムトレード15Mは非常にシンプルながらも、手法の優位性を最大限に活かしつつ、トレーダーのストレスは出来る限り低減させるようなルールになっているように思います。
しかしネックとなるのがその価格ですね。
平均的な情報商材の価格が約3万円であるのに対し、プレトレの価格は約6万円。
この強気の価格設定がそのまま優位性に反映されているのかどうかについては、今後、私の方でも検証して確認したいと思います。
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