【無料】Forex Factoryで見つけたNoise Free Systemが面白い!

世界最大のFXフォーラムであるForex Factoryで面白い手法を無料で公開している方がいましたのでご紹介します。

手法の名前はNoise Free system
ノイズ無しのシステム」という意味になります。

使用する時間軸は主に15分足ですが、手法を理解すればどの時間軸でも問題なく使える手法で、ちょっと変わったチャートで取引していく事になります。

stressfree

少し癖のある手法ではありますが、なかなか面白いです。

チャートの導入方法

チャートの導入につきましては、スレッドのトップページから少し下にいった所に下の画像で青く囲った部分が出てきますので、それらをクリックすると必要なMT4用のインジケーターとテンプレートがダウンロードできます。

noisefree3

現在はこのセットアップでまとまっていますが、スレッドの途中では矢印の出るシグナル等も提示してあって、結局何を使うべきなのかよくわからないところもありました。

フォーラムと言う形で多くの人の意見が入り混じるところですから、スレ主も色々と考えるところがあったのかもしれません。

今回の記事では、私の考えも交えながら「Noise Free System」についてまとめたいと思います。

チャートを見てみよう

まずは、Noise Free Systemの主要なインジを表示させたチャートとそのエントリーポイントを見てみましょう。

noisefree1

4DFXのような練行足チャートが3本あるようにも見えますが、これらは全部平均足です。しかも普通の平均足ではなく、平滑化がされた平均足スムーズドとなっており、相場のトレンドが非常に見えやすくチャートに表示されています。

大まかにインジケーターについて解説すると、上の方から

Heikin Ashi Smoothed
Heikin Ashi Exit(40)
Heikin Ashi Exit(200)

となります。
テンプレート通りにチャートをセットすると、他にも違う時間軸のトレンドの強さやスプレッド等まで表示できます。

平均足スムーズドについては以下の記事をご覧ください。

エントリーポイントは白い矢印の箇所です。
ルールについては後述しますが、かなり分かりやすいのではないでしょうか?

しかしながらこのチャート、全て平均足スムーズドで表示されていますので、実際のローソク足と比べると価格レートにそれなりの乖離が生じています。上のチャートにローソク足を表示させたものが下のチャートになります。(基本的にローソク足は表示させません)

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一番敏感にローソク足に反応する青い平均足でも、平滑化されているために普通の平均足よりも鈍く反応します。そのため、実際の価格と平均足は大きく異なることもあります。

これがNoise Free Systemの大きな特徴で、価格レートを見誤るデメリットはあるのものの、ちょっとした価格変動(ノイズ)に騙されにくく、相場のトレンドを見極めることが出来るメリットがあるのです。

トレードルールについて

トレードルールはシンプルで、手法としては押し目買い、戻り売りになります。
私の考えも交えながらルールを解説したいと思います。
以下はロングの条件です。(ショートは全て反対です)

1.一番反応の遅いHeikin Ashi Exit(200)が緑色になる

noise1

このチャートでは下降トレンドが続いていましたが、右端で一番上のHeikin Ashi Exit(200)の色が緑に変わり、トレンドの転換が見えてきました。

2.他の2つの平均足がHeikin Ashi Exit(200)を上に抜ける

noise2

1のチャートからしばらくすると、3本平均足がパラメーター順に並びました。
一番上の平均足は色が変わってきており、押し目を形成していることが分かります。
ここから押し目の反発を探っていきます。

3.Heikin Ashi Exite(200)が緑色をキープした状態でHeikin Ashi Smoothedが青色、Heikin Ashi Exit(40)が緑色に変わればエントリー

noise3

このチャートでは、HEikin Ashi EXit(200)付近まで押してから、上の2本の平均足の色が変わりました。全色が上向きの色に変わったらエントリーになります。

上手くいけばこのようなトレードになります。

noise4

ローソク足も一緒に表示させました。

noise5

 

一度トレンドが明確になりましたら、その後はHeikin Ashi Exit(200)の色が変わるまでは上昇トレンドと考えて、押し目を形成するたびにエントリーすることが可能です。

noise6

利食いは添付インジケーターのDWMRangesを参考にするか青色の平均足の色が変わるかのどちらでもよいとのことですが、どちらにしてもポジション保有期間が長めですし、平均足の切り替わりが遅いのである程度含み益が出たら利食う戦略でもいいかと思います。

損切りはエントリー直近の安値です。

確かにノイズは翻弄されない手法

今回ご紹介した手法は確かにノイズに振り回されにくい手法だと思います。
また、今のところForex Factory内でも「簡単なシステム」として評価されています。

poll

ローソク足を見ているとどうしてもちょっとした動きに反応してしまいがちですが、平滑化した平均足だと確かにノイズに反応されません。

もちろん良いことばかりではありませんが、手法のベースとして、もしくはトレードアイディアの一つとして用いるには悪くないと思います。

他にもforex factoryで人気の手法を当ブログでも公開しています。

また、平均足については以下の記事で詳しくご紹介しています。

 

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