今回の記事では、トレードを始める年齢について考えて見たいと思います。
私の考えを言わせてもらえば、投資やトレードを始める年齢は早いほうが良いです。
投資もトレードも経験が大事な面は否定出来ません。
だからこそ若いうちから始めておくべきなのです。
本記事では投資を始める場合は若い方が良い理由について解説していきます。
Contents
トレードに興味を持つ年齢から実際にトレードを始めるまで
投資に興味を持つ年齢は大体何歳くらいでしょうか?
早い人なら20代前半、普通の人で20代後半~30代というところだと思います。
そして実際に「投資」を始めるのはそれから数年過ぎてから・・・というのが一番多いパターンです。
「投資をする」というのは大人として格好良くインテリな印象もあるようですし、何より給料以外の収入も見込めます。
それなら出来るだけ早く始めておいた方がいいですよね。
以前、私のトレード塾に入塾を希望されている方から、こんな相談を受けました。
「私は今52歳なんですけど、FXを始めて大丈夫でしょうか?」
その方は40代の頃から投資に興味があったそうですが、なかなか忙しくて始められなかったとのことです。ですが、この「始めたい!」と思っているだけの期間は本当に勿体ないです。
トレーダーの年齢分布について
では実際のトレーダーの年齢分布について見てみましょう。
これは松井証券の口座開設者の年齢層のグラフです。
年齢の分布としては、30代から40代の方が約半分を占めています。
松井証券は株式もFXも可能な証券会社です。
印象としては少し年齢層が高い感じですが、それでも30代から40代がメインとなっています。
次は業界最大手のGMOクリック証券の顧客属性です。
データはコチラより頂きました。
このデーターでは男女別の年齢層が示されていますが、どちらにおいても30代と40代を合わせると全体の約6割近くになっています。
やはりこの年齢層がメインと考えて良いでしょう。
ネット時代の到来で、トレーダーが若年層化している?
昔の株式取引や先物取引は、オジさんが新聞をしかめっ面で見ながらチャートを手書きして、売買を考えるというのが一般的でした。
オジさんというのは曖昧ですが、私のイメージでは40代後半以上の年齢の方々が、昔の取引のほとんどを占めていたのではないかと思います。
そう考えてみれば、冒頭でご紹介した52歳の男性の方はトレードを始めるのに「遅い」と言い切れるほどの年齢ではありません。
しかしネット時代の到来で投資がより身近に、そして簡単にできるようになるとパソコンに慣れ親しんでいる若い年齢層の人たちも投資に足を踏み入れるようになりました。
そのおかげか全体的に平均年齢は下がってるのは間違いありません。
特に最近は将来の見通しが暗いことから、若いうちから投資に興味を持つ人が少なくありません。
また、YouTubeなどでは投資に関するコンテンツ増えています。
若い人でもトレードを始めやすい環境が揃ってきたかなと思います。
年齢によってトレードの習熟の違いがある!
ハッキリ言います。トレードを学ぶなら若い方が絶対に有利です。
その理由は二つあります。
- リスクの受け取り方の問題
- 学習の速度
これらについて解説していきます。
リスクの受け取り方の問題
若い人は積極的にリスクを取る精神状態にある一方で、年をとってくると段々とリスクを嫌う傾向にあります。
投資はリスクを取って、そこからリターンを得るものですから、リスクを避けていたらいい投資はできません。「ここぞ」ということろで果敢に取引ができるかも大切な要素なのです。
学習の速度
若い人はやはり上達が早いです。
その理由は自分のトレードにおける過ちを認め、そこからどう正せば良いのかをポジティブに考える傾向がるからです。
だから、比較的早く勝てるようになる人が多いです。(経験談)
しかしある程度年を取ると、理屈っぽくなってなかなか自分の間違いを認めようとせず、頑固になる傾向があります(あくまでも一般論です)
投資もトレードも、自分の失敗を認め、次にどう活かすかというステップを幾度となく続けて結果が少しづつ改善していくものです。
ある程度の利益を出せるようになるためには時間がかかります。
そう言った意味合いでも投資を始めるのは早いほうがいいでしょう。
投資の勉強は早いほうが絶対にいい!
何かを真剣に始める!とういことに早い遅いはありません。
自分が本当にやりたいと思った時こそが、それを始める適切な時期だからです。
「あの時始めておけば良かった!」と後悔しても時間は戻りません。
残りの人生を考えると、今現在の自分が一番若いのですから、思い立ったらすぐ行動!するのがいいと思います。