今週より4DFXが再販されましたので、検証の方も再開したいと思います。
今週はFOMC、日銀の金利政策の発表等の重大イベントがあり、
加えてイギリスのEU離脱を問う国民投票直前という事で相場の方が大きく動きました。
トレンド相場に強い4DFXもなかなかの結果を出してくれました。
検証内容
■検証商材
・4DFX
■検証期間
2016年 6月13日~6月17日 時間は日本時間の15時~24時まで
■検証通貨ペア
USD/JPN、EUR/USD、AUD/USD
(推奨通貨ペアです)
検証結果には、USD/JPNに0.4pips、EUR/USDに0.6pips、AUD/USDに1.2pips
のスプレッドを加味しています。
検証ルール
出来る限り機械的にするために、以下のルールで検証しました。
■エントリー
シグナルに従います。(押し目3つ目以降はエントリーを避けます)
■利確
・トレンド相場:次のSweetBandの上下限まで
・BOX相場:Renko_Hedge_VNまで
■損切り
・15pips逆行したらどんな状態でも損切り
・エントリー後SweetBandまで戻す
・トレンド継続ラインに達する
4DFXの検証結果
今週の4DFXの結果は以下の通りです。
獲得pips | トレード回数 | 勝率 | プロフィットファクター | |
---|---|---|---|---|
USD/JPN | 43.4pips | 15 | 73.3 | 2.06 |
EUR/USD | 105.2pips | 16 | 75.0 | 4.18 |
AUD/USD | 65.3pips | 17 | 58.8 | 2.12 |
全部プラスで終わり、AUD/USD以外は勝率も高く安定していました。
大きく狙いすぎずに、勝率優先でコツコツ狙うルールで検証していますが、
全体的に動いた1週間だったので、利確を伸ばしてやれればもっとpipsは
取れていた感じですね。
検証して気づいたこと
やはり優位性の高い手法ですね。勝率も高めです。
その大きな理由の一つとして、「レンジでボコボコにされない」という事が
挙げられます。
これは6月17日金曜日のドル円のチャートですが、ロンドン時間開始から
朝方の市場が終わるまで一切シグナルが出ていません。
値幅が小さかったために練行足の進みも非常に遅く、4DFXからは
「トレードする価値すらない相場」と判断されていたことになります。
同じ時間帯を普通の5分足で比較するとよくわかるかと思います。
5分足の方でもレンジですが、ポジポジ病気味の人は早まって
エントリーしてしまう可能性のあるチャートでもあります。
こういった相場を避けられるというのはスキャルピングで大きなエッジにつながります。
動かなければチャートすら更新されない練行足と、慣れてくるとビジュアル的に
分かりやすいチャートのおかげで、半ば強制的にエントリーが厳選される感じですね。
非常に効果の高いツールだと思います。
販売は終了しました。