- 実際に利益が出せるノウハウで再現性はあるのか?・・・・・2点/10点
- コストパフォーマンスは?・・・・・・・・・・・・・・・・0点/5点
- サポートはどうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0点/5点
- 販売者の信頼性は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0点/5点
- 売り文句と現実のギャップは?・・・・・・・・・・・・・・0点/5点
合計:2点!!(買ってはいけない)
「新!専業トレーダーのオレがFXの聖杯を投下していく」というブログを書いている方がDLMarketで販売しているFX情報商材です。
この方は今までにも色々と商材をDLMarketに出しては販売を停止して新たな商材を出す・・・という事を繰り返しています。
全て「俺の○○」というタイトルでスキャルピング、デイトレ、スイングの手法をDMmarketで商材として公開してきていますが、私個人としては本当に専業トレーダーなのか疑わしいと感じます。
その理由については以下のレビューをご覧ください。
商材の中身はPDFがメインではあるけど・・・
この商材を購入すると、PDFファイルとチャートに使用するインディケーターがダウンロードできます。
PDFのページ数は76ページ。
販売ページでもボリュームが多いことをアピールしていますが、中は驚くほどスッカスカです。
1ページあたり10行程度。
文字も大きいです。
こんな文字数で70ページ以上であることを謳われても何の価値もありません。
この画像中の文字数は約500文字。原稿用紙1枚と4分の1です。
PDF2ページでたった500文字の情報量しかないのです。
比較対象として、アドバンスドホーミングFXをご覧ください。
こちらの方はかなり中が詰まっていて、「書籍」という感じが出ています。
この画像の文字数(PDF2ページ)は約1600文字。約3倍です。
同じFX商材であっても、1ページ1ページの濃度がここまで違うのです。
しかも「俺のデイトレは」全編を通して非常に偉そうな口調の上から目線。
無駄に「www」が多くて「何を考えて作っているんだろうか?」と思わざるを得ない文章です。
テクニックの解説を放棄している
オレのデイトレSpecialVersionはポンド円の1時間足利用します。
PDFに書かれている通りにチャートをセットするとこのようになります。
エントリールールには順張りと逆張りがあります。
ここで笑ってしまうのが、エントリーに関して「感覚で良し」と書かれてい事です。
「感覚的になってしまいそうなことを、如何にして相手に論理立てて分かりやすく伝えるか?」が情報商材の存在価値であると私は考えていますが、それを最初から放棄しているのです。
そして極めつけが以下の言葉です。
「ここだ!」って時だけエントリーすればじゅうぶんだよw
もう笑うしかありあません。読む側は「ここだ!」のポイントが知りたいのです。
当然、「ここだ!」というポイントの解説はありません。
それを解説しないこの手法に、優位性も再現性も無いと言ってもいいでしょう。
基本的に損切りせず、両建てしていく手法
この手法の肝は、「両建てのポジションを持ちながら利益が出たら決済していく」というものです。
一見すると凄そうにも思えますが、両建ては損益の固定に過ぎません。
人によっては精神的に楽になるというメリットは否定できませんが、両建てをしたから勝てるというわけでもありません。
両建てをするにしてもしないにしても、手法に優位性が無ければ意味が無いのです。
そしてこの手法ではエントリー&エグジットについて「感覚でよし」と具体的な説明を放棄している以上、優位性は無いと考えても良いでしょう。
むしろ両建てすることによって、手法の解説を有耶無耶にしている感があります。
一応私も検証をしてみましたが、やはり勝てないルールでした。
両建を組み込むことで単にポジション具合を誤魔化しているだけです。
資金管理についても書かれているが・・・
両建てを繰り返す手法は、特に資金管理が重要です。
何も考えずにポジションを持ち続けたら証拠金維持率がすぐに強制ロスカットラインに到達してしまいます。
本商材のPDF中にも一応の資金管理については書かれているのですが、ひとつ気になったのが取引単位のロット(Lot)をロッドと書いていること。
トとドの違い。重箱の隅を突くようなことかもしれません。
しかし、現役のトレーダーがロットをロッドと間違えるでしょうか?
商材がしっかりとしていれば、単なる間違いかなとも思えるのですが、この内容だとどうも怪しく感じられるのです。本物じゃないだろうと。
いずれにせよお勧めできるものではありません。
この手法を読んで勝てる人は、この手法を知らなくても勝てる人です。