以前、2ヵ月で4億5千万円の損失を出した「貯金3億円男★大先生」という方のトレードによる資金の推移を記事にしました。
この方は、2015年12月~2016年2月10日の期間で約3億9000万円の損失を確定させ、更には5900万円の含み損を抱えていました。
普通の人なら自殺も考えてしまいそうな損失額ですが、彼はどこからか資金を調達してFX口座に入れてはロットを増やしています。
そして2016年5月15日の時点では含み損が8364万円!
やはりとんでもない状態です。
そんな彼のFX口座は2月前半から5月後半の現在までにどのような推移があったのか?
Twitterからの情報を元にまとめてみました。
Contents
大先生の2016年2月10日~5月15日までの資金とロットの流れ
大先生は、2月8日にそれまで持っていたユーロドルのポジションを清算し、2015年12月から2016年2月8日までの損失約3億9000万が確定しました。
しかしそこで立ち止まらないのが大先生たる所以。
2月10日にはNZD/JPNのロングポジションを取って現在に至ります。
2月10日から5月15日までの大先生のツイッターのつぶやきからポジションの損益と保有ポジションをグラフ化してみました。
2月11日:NZD/JPN 400万通貨追加ロング、合計2800万通貨保有
3月23日:AUD/JPN 700万通貨ロング、NZD/JPNと合わせて3500万通貨保有
5月6日:AUD/JPN 200万通貨決済、1256万円の損失確定
NZD/JPN 200万通貨追加ロング NZD/JPN 3000万通貨、AUD/JPN 500万通貨
合計3500万通貨保有
定期的にポジションを増やして現在は合計3500万通貨保有しています。
クロス円3500万通貨という事ですから、1pipsレートが動くだけで35万円も含み損益が変動するのです!!
10pipsで350万円、100pipsで3500万円。
含み損益のグラフを見ると、そのダイナミックさに驚きを禁じ得ません。
含み損が出ていた時間と含み益が出ていた時間を比較
次は、グラフ中の含み損益の部分だけを表示させ、含み益が出ていた期間と含み損が出ていた期間を色分けしてみました。
こうすると、含み損の期間が圧倒的に長いのが明確になりました。
Twitterを拝見するとヤケになっているようにも見えるのですが、その裏には余裕も見え隠れします。
一体いくらの資産を保有しているのか気になりますね?
いつになったら決済するのだろうか?
大先生は、もう3か月半ほどNZD/JPNのポジションを保有していることになります。
一時は1億円を超える含み損を抱え、現在も数千万円の含み損があるはずです。
そして、2015年12月から5月にかけて確定損失額は4億円は超えたと推測できます。
(5月6日のAUD/JPNの一部損切りによって)
私個人としましては、このままNZD/JPNとAUD/JPNが上昇して、大先生が見事に復活されるのを見たいかなという気持ちです。
これほどまでに赤裸々にマイナスポジションを見せてくれる方はそう多くはいませんから。
しかし、決して真似をしてはいけません。
そんな人はいないとは思いますが・・・。
2016年6月24日追記
非常に残念ですが、6月24日のイギリスのEU離脱が確定したことによる下落のおかげで、強制ロスカットとなったようです。
何とか助かってほしいと思っていましたが・・・。
今年の合計損失が6億円とのことです。
しっかりとしたトレードプランと損切りは大事ですね。
そして資金管理。
予め最悪を考えて、最大損失額を決めておきましょう。