- 実際に利益が出せるノウハウで再現性はあるのか?・・・・・7点/10点
- コストパフォーマンスは?・・・・・・・・・・・・・・・・4点/5点
- サポートはどうか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2点/5点
- 販売者の信頼性は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5点/5点
- 売り文句と現実のギャップは?・・・・・・・・・・・・・・3点/5点
合計:21点!!(これはイイ!)
数あるFX情報商材の中でも、柾木氏ほど経験と実績のある販売者はいないのではないでしょうか?
本商材のセールスレターでは「簡単さ」を売りにしているように見られますが、実際はそれほど簡単ではなく、中身の深い手法であるように私は思います。
また、スイングでもデイトレでもスキャルにも対応している懐の広さもこの手法の大きな魅力のひとつではないでしょうか。
元ディーラーの手法を見ていくことにしましょう。
Contents
マーフィーのFX投資術の概要
使用時間足 | どの時間足でも可能 | ||
---|---|---|---|
推奨通貨ペア | どの通貨ペアでも可能 | ||
内容 | スパンモデルとスーパーボリンジャーを利用したトレード手法解説 | ||
販売元 | エフピーネット株式会社 | ||
価格 | 29,800円 |
マーフィーのFX投資術の長所
- どの時間足・通貨ペアでも使えるトレンドフォロー手法が学べる
- 本当に実績のあるトレーダーから学べる
- 豊富なコンテンツで多くのことが学べる
- 相場の状況が一目で分かるチャート解釈方法が学べる
- MT4以外の業者のツールでも使える
マーフィーのFX投資術の短所
- 掲示板やイーグルフライは別途月額費が必要
- ある程度は裁量がはいるため、勝てるかどうかはトレーダーの技術次第
マーフィーこと柾木利彦氏とは?
柾木 利彦(まさき としひこ)
1980年 大阪外国語大学(現:大阪大学外国語学部)を卒業後、
三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。
1992年 ニューヨーク支店、東京本部のドル円チーフディーラーを経て、米銀大手の『シティバンク』や 欧州系大手の『オランダ銀行』東京支店などで外国為替部長として外銀最大級のトレーディングチームを率いて活躍後、インテリジェンス・テクノロジーズを設立、現在に到る。
著者プロフィールより
錚々(そうそう)たる経歴の持ち主ですね。
また、商材とは別に手法に関する書籍も発行されています。
今回のレビューに当たって、これらの書籍も読んでみました。
どちらとも本商材で解説する「スパンモデル」と「スーパーボリンジャー」に関する内容で、手法の概要を知りたい方には役立つと思います。
しかし、この商材の解説と比較すると内容不足は否めません。
商材の方は、多くのチャートを使用して詳しく解説しているということが大きな違いです。
ですから、書籍を読んで「もっと詳しく勉強したい!」と思った方であれば、この商材は非常に参考になるでしょう。
商材の中身
マーフィーのスパンモデルFXプレミアムの中身は、以下の通りです。
- PDFマニュアル(243ページ)
- Web動画 基本マスター編
- Web動画 実践コーチング編
- マーフィーの実践トレード・コーチング(1ヶ月のみ)
- スパンモデルシグナル配信 徹底活用マニュアル
- 新イーグルフライ(1ヶ月のみ)
- リアルタイム・コーチングセミナー(配送DVD)
結構盛り沢山の中身となっています。
特にメインとなるPDFマニュアルは200ページ超のボリュームで、チャート設定方法からトレード手法までを分かりやすく解説していますので、初心者の方でも戸惑うことはないでしょう。
ただし1枚のチャート画像について、複数のページに渡って解説している場合が多いので、PDFは紙に印刷して読まれるほうが効率がいいと思います。
また、動画やDVDでも詳しく解説してありますが、まずはPDFをじっくり読んから頭に入れて視聴すると、理解が早まるでしょう。
スーパーボリンジャーとスパンモデルとは?
この商材では、マーフィー氏の考案した「スーパーボリンジャー」と「スパンモデル」と呼ばれるチャートを使って取引をしていきます。
具体的には、スーパーボリンジャーで上位時間軸のトレンドを確認し、スパンモデルで執行時間軸にてタイミングを図ってエントリーを仕掛けるというやり方になります。
狙うポイントは保合相場からのブレイクアウト、トレンド相場での押目買い、戻り売りです。
このように、スーパーボリンジャーとスパンモデルの表示を時間軸によって変えることで、その時間軸にどんな情報を求めるかの目的をはっきりとさせています。
マーフィー氏の手法はそれを明確にしていますので、混乱せず取り組みやすいメリットがあります。
狙うポイントは保合相場からのブレイクアウト、トレンド相場での押目買い、戻り売りです。
いずれにしてもスーパーボリンジャーで上位足の相場環境を見て、その流れに沿ってスパンモデルで仕掛けていくことになります。
スーパーボリンジャーについて
スーパーボリンジャーとは以下のようなチャートです。
(上位足に表示させます)
21期間のボリンジャーバンドに1、2、3σを表示させ、加えて一目均衡表の遅行スパン(ローソク足の終値を21期間後ろにずらしたもの)も表示させます。
ボリンジャーバンドと遅行スパンを一緒に見るというのは斬新で、トレンドの把握がより一目で分かるというメリットがありますね。
スーパーボリンジャーで見るポイントは以下の2点です。
- ボリバンの拡大・縮小
- 遅行スパンとローソク足の位置関係
どちらにしても使い方としては奇抜ではありません。
ボリバン・遅行スパン・ローソク足の三つを見て相場環境やトレンド状況を確認していきます。
スパンモデルについて
次にスパンモデルはこのようになります。
スパンモデルは、一目均衡表の雲と遅行スパン(こちらは26期間後ろにずらす)だけを表示させたものです。一目均衡表から基準線と転換線を省いたものと言って良いでしょう。
このスパンモデルでは、雲や遅行スパンの転換を見ながら実際にエントリーしていきます。
スパンモデルで見るポイントは以下の3点です。
- ローソク足と雲の位置関係
- ローソク足と遅行スパンの位置関係
- 雲と遅行スパンの位置関係
これは一般的な一目均衡表の使い方と同じです。
しかし、基準線と転換線を排除することで、雲・遅行スパン・ローソク足に注目しやすくなるチャートになっています。
また、雲はトレンド方向を確認したり、サポレジソーンとして利用して押し目買いや戻り売りの参考として利用します。
共通するのは遅行スパン
スーパーボリンジャーもスパンモデルも遅行スパンを使うのが特徴です。
遅行スパンは、一目均衡表の考案者である一目山人氏が「最も重要である」と考えていたものですから、説得力はありますね。
手法としては見事なまでのトレンドフォローで、スーパーボリンジャーとスパンモデルを上手に使うことで高勝率で損小利大な「最強」の手法になる可能性を秘めています。
セールスレターには、「8つの条件だけをチェックしていくだけのシンプルなやり方」と書かれてはいますが、実際にはそれほど簡単ではなく、もっと深い手法だと私は思っています。(もちろん良い意味で)
そうでなければ、月課金方式のトレード・コーチングの存在意義はないでしょうから・・・。
MT4に頼らずトレードができる
スーパーボリンジャーとスパンモデルは、当然MT4で表示が可能ですが、そのほかのFX業者でも表示させることが可能です。
スーパーボリンジャーとスパンモデルを搭載している業者以下の通りです。
- JFX株式会社
- マネーパートナーズ
- DMM FX
- 外為ジャパン
- ヒロセ通商
- FXプライムbyGMO
- YJFX
- FXTF
- みんなのFX
- サクソバンク
- マネックス証券
MT4を使わず、国内業者のツールでもトレードしたいという方にもオススメ出来る手法です。
マーフィーのFX投資術がお勧めできる人
- 一目均衡表を使ったトレード手法を学びたい人
- ブレイクアウト、押し目買いや戻り売りを身につけた人
- 実績のあるディーラーからトレードを学びたい人
- MT4に頼らないトレードをしたい人
- チャートをしっかりと理解したい人
- FXで勝てなくて悩んでいる人
スーパーボリンジャーとスパンモデルを使う手法はシンプルながらも奥が深く、しっかりと検証すれば良い成績に繋がると思います。
ボリンジャーバンドと一目均衡表の良いところを組み合わせた非常に有効なロジックです。
普遍的なトレード技術を学びたい人にお勧めです。