FX初心者とFX上級者ではインジケーターに対する使い方や考え方がこんなにも違う!

チャートを使うトレーダーにとって、インジケーターは大切な武器です。
インジケーターには、ローソク足チャートだけではわかりにくい相場の向きや、他のトレーダーが意識しているポイントをより明確に客観的に伝える役割をもっています。

MT4が人気の現在では、無数のインジケーターがネット上に出回っています。
(私もインジケーターをご紹介するブログを運営しています)

そんなトレーダーにとって手放せないインジケーターですが、トレードの初心者と上級者では使い方に違いがあるのをご存じでしょうか?

かつて私がコーチをしていた頃、初めて会う生徒さんには必ず

「今、どんなインジケーターを使ってトレードしていますか?」

と聞いていました。それだけでどれくらいの熟練度かがわかるのです。
なぜなら、トレードの初心者と上級者では使うインジケーターの種類や数に面白い程違いがあるからなのです。

今回は初心者と上級者者のインジケーターの使い方や考え方の違いについて解説していきたいと思います。

FX初心者のインジケーターの特徴

1.とにかくインジケーターが多い

トレード経験の浅い人はチャートに表示させるインジケーターが多い傾向にあります。

チャートに色々とインジケーターがあると相場が分かるような気になる・・・という気持ちはわからなくもないですが、実は無駄なことが多いのです。

トレード初心者にありがちなのが下のようなチャートです。

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一目均衡表にパラボリック。
チャートの下に2種類のオシレーターです。

パッと見ただけではちょっと格好良い感じもしますが、これでは明らかに情報量が多すぎます。

トレードでは「情報量が多い=優位性が増す」というわけではありません。
むしろ情報量が多すぎることで判断が鈍ったり遅くなったりするリスクもあります。

最悪の場合、混乱して自暴自棄なトレードに繋がる可能性だってあります。
このような統一性のないインジの寄せ集めのチャートでは、なかなか上手に相場分析ができないものです。

2.オシレーターが好き

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経験の浅いトレーダーはオシレーター系の指標をよく好む傾向があります。

それは、オシレーターはチャートの下に独立して相場の方向を指示するからでしょう。
ローソク足を見てよくわからなくても、オシレーターなら何らかの情報を提供してくれます。

しかし、オシレーターは万能ではありませんし、遅行もあります。
現在の相場は「買われすぎ」や「売られすぎ」でエントリーして勝てるほど甘いものではありません。

オシレーターも苦手とする値動きもあります。
しかし、オシレーターの動きに翻弄されてしまいやすいのが初心者の特徴です。

3.マニアックなインジケーターが好き

よく、経験の浅い方に「何ですか、そのインジ?」と質問することがあります。

「えぇ、このインディケーターは○○と言って・・・・」と自慢げに解説してもらうのですが、どうやら商材として買ったものや、ネットで拾った無名のインジケーターに優位性があると思い込んでいる方が多いようです。

実際のところはインジケーターなんて使い方次第であって、絶対的な優勢のあるものなんてそう多くはありません。

しっかりと検証して自分の使い方が正しいかを理解しているのであれば問題ありませんが、多くのケースでは妄信的にそのインジケータを信じていることが多いです。

4.設定をコロコロと変える

インジケーターやそのパラメーターをコロコロと変えることが多いのも初心者の方のチャートによく見られる特徴です。

もうこのインジは使えないから次のに替える。
このパラメーターよりもこっちの方が良いんじゃないだろうか?

常にそんなことを考える方もいます。
一番効くパラメーターなんて日によって変わります。

それなのにパラメーターを追い求めるのは時間の無駄です。

上級者のインジケーターの特徴

1.インジケーターの数が少ない

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勝っているトレーダーのチャートはきっと特別なチャートを使っているに違いないと思われがちですが、実はそうではありません。

現実は逆で、トレードが上手くなるほど、使うチャートがシンプルになります。
なぜなら、インジケーターを色々と表示させると返って混乱して訳が割らなくなることを理解しているからです。

トレード技術が上がるほど、ローソク足の動きに注目するようになり、それらを中心に考えるようになるのです。

いろいろな計算式で脚色されたインジケーターよりも、「相場そのものの動き」を示すローソク足の方を優先し、今後の値動きを考え、柔軟にトレードしていくのです。

2.一度使うインジケーターが決まったら、変更しない

上級者は同じ設定のシンプルなチャートでずっとトレードを続けます。
パラメーターを変更したり、新たにインジケーターを入れ替えたりすることはそんなに頻繁にありません。

なぜなら、新たな設定のチャートには多くの検証が必要になることを十分に理解しているからです。

それに、決まったパラメーターでトレードしていると、それを基準にして相場を見ることができるようになります。

こうなると、

  • 「あれ?これは変な動きだな?」
  • 「これは嫌な動きだ」
  • 「これは勝ちやすい動きだ」

と言ったことが見えてくるのです。
これが1つの技術の向上でもあります。

まとめ

いかがでしょうか?初心者と上級者ではなかなか面白い違いがあるものです。

初心者はインジケーターを表示させることに喜びを感じ、上級者はインジケーターを使いこなすために努力を続けます。

意味のわからないインジケーターを無駄に並べてもあまり効果はありません。
自分の厳選したインジケーターを信用して、それから相場の状況を「読み取る」ことが本来の使い方です。

誤った使い方をしないように気をつけましょう!

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