
株式市場、債券市場、為替市場・・・。
直物、先物、オプション・・・。
戦うフィールド(市場)も取引する商品も違えど、そこで積極的に取引して利益を出そうとする人たちのことを「トレーダー」と呼びます。
トレーダーという言葉はもう日本語になっていますが、元来、日本語にはから彼らを呼ぶにもっとふさわしい呼び名があります。
それこそが「相場師」
今回は、相場に生きる(た)相場師たちの金言をご紹介します。
勝つためには、メンタルが必要である
投機家の最大の敵は自分の中にいる。
人間の本性として、人は希望と恐れとは無縁ではいられない。
自分の知る世界に専念せよ。
ジェシー・リバモア
良いアイディアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。
最も重要なのは、絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。
ジェシー・リバモア
情報はすべて危険である。情報はあらゆる形態を装い、採用をもちかける。
ジェシー・リバモア
プロは、儲けることよりも、正しく行動することに神経を使う。
やることをきちんとやっていれば、儲かるときは儲かることを知っているからだ。
ジェシー・リバモア
自分はうまいんだなどと思ってはいけない。
そう思った瞬間、破綻が待っている。
ポール・チューダー・ジョーンズ
マーケットを動かすのは人間の心理であり、人間の心理
(恐怖や強欲などといった根本的な感情)は不変なのである。
ジャック・D・シュワッガー
損失を抑えること
マネーマネジメントとは、トレードにおいて最も重要なルールである。
トレンドや価格ももちろん重要だが、自分の資金をどう扱うべきかを分かっているかどうかは最も大切なことである。
ラリー・ウィリアムズ
良いトレードの要素とは、(1)に損切り、(2)に損切り、(3)に損切りだ。
もし、この三つの法則に従うなら、誰にでもチャンスはめぐってくる。
エド・スィコータ
トレーディングで損失を避けることはできない以上、負けトレードのときの
損失を最小限に抑える戦略はトレーディングの成功に欠かすことはできない。
ロバート・C・マイナー
トレードで最も重要なルールは巧みな攻撃をすることではなく、
巧みな防御をすることだ。
ポール・チューダー・ジョーンズ
結局は何と言っても損を最小に押さえて、短期間で大儲けできる数少ない
チャンスのために資金を留保するように努めるべきだ。
リチャード・デニス
相場のカネと凧の糸は出しきるな
相場古言
損切りは最高のヘッジである。
ウォール街金言
成功するために
懸命な努力も勝つトレーダーの特徴である。
懸命な努力によって熟達の機会が生まれ、それが自信へとつながることもある。
本当に自信がもてるまではマーケットではきわめて慎重であり続けるべきだ。
ジャック・D・シュワッガー
トレーディングのアプローチを選ぶときは、自分の性格にあった方法を
とることが不可欠である。トレーディングは一筋縄ではいかない。
トレーダーは各自のアプローチを編み出さなければならない。
ジャック・D・シュワッガー
私の実践的スキルを要約せよ、と求められたなら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。
まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。
ジョージ・ソロス
なぜ負けているか分からないトレーダーは、何が間違っているか分からない限り救いようがない。
何が間違っているか分かっているのであれば、僕からのアドバイスはすごく単純で、その間違っていることを止めるべきだ、ということだね。
ウィリアム・エックハート
人間には一生のうち二度や三度のチャンスはある。
それを生かすか殺すかの決断のために、日常の努力と精進、<そして真面目といった理論と実践とを通じて日夜思考の訓練を重ねることが成功への確率を増進する。
そのために数多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うことだ。
「勘」とは、経験の集積から湧き出 る真実的総合判断なのである。
是川銀蔵
正太郎の一番好きな金言
色々と金言をご紹介してきました。
これらはすべて私が個人的に好きで、参考にもさせてもらっている言葉です。
そんな中で私が一番好きなのがこれです。
誰もが相場から自分が望むものを手に入れる
エド・スィコータ
相場と長く付き合ってきた経験と、様々なトレーダーと関わった経験から、
この言葉の正当性が痛いほどによくわかります。
相場から利益を出すことを望んでいるように見える人も、それ以上に
スリルやストレス解消を求めていたりします。
相場から何を求めるのかを明確にしてトレーディングに臨むといいでしょう。