「FX自動売買スナイパーi-Series」に時代錯誤を感じる【レビュー】

現在インフォトップで最も売れている商材「FX自動売買スナイパーi-Series」をレビューします。

この商材は名前の通りEAを使った自動売買システムなのですが、セールスレターを読んで「なんでコレが売れるの?」と不思議で仕方がありません。

対象はFX未経験者かとは思われますが、

  • 超短期間のフォワード結果のみ掲載
  • バックテスト結果の掲載なし
  • 損切り設定なしのナンピンマーチン型

と、怪しさ一杯です。未経験者が対象だからイケる!と考えたのでしょうか。
更に価格が約10万円ととんでもない価格設定です。

そのため、この商材は買わないことをお勧めします。
では、詳しくレビューしていきたいと思います。

サラッとしすぎるスナイパーi-Seriesのセールスレター

スナイパーi-Seriesのセールスレターを見ると、その内容の薄さに驚きます。

自動売買では当たり前のバックテスト結果の掲載もありませんし、フォワードテストもたった2ヶ月分しか提示されていません。

一応、動画内で「リアル口座での運用」であることを主張してはいるものの、この少ない取引結果の画像だけではリアルかデモかの判断はつきません。(口座保有者の名義を示す画像だけならリアルと判断できますが、実際その口座で取引したかどうかは不明です)

本当にリアルで取引したことを証明したいのであれば、スマホの取引画面の一部だけではなく、他にもっと信憑性を出せるやり方があると思いますが、それをやらないという時点で怪しさを感じます。

また、推薦者・利用者の声を見ると、整体院経営者ばかり・・・。
どうやら販売元の「株式会社ゆいまーる」はネットコンサルティングから整体事業まで幅広く事業を手がけているようで、そのコネで顔出しをお願いしたのかな?と感じられます。

このレベルのセールスレターでインフォトップの売上げ一位になれるのは、もしかすると「ネット集客力」を活かしたものなのかもしれません。(そうであるのならば、ネット集客コンサルティングなら価値はあるかも?)

FX自動売買スナイパーi-Seriesをおすすめできない理由

FX自動売買スナイパーi-SeriesはまずオススメできないEAです。
その理由は以下の4つです。

  • ナンピン・マーチン・損切り設定なし
  • バックテスト結果の公開なし
  • フォワードテスト公開なし
  • 価格が10万円!

正直なところ、ある程度EAを見てきた人であれば見向きもしないでしょう。

ナンピン、マーチン型で損切り設定なし!

セールスレター内の売買ロジックについては以下のような解説がされています。

  • 順張り型ナンピンマーチンシステムで倍マーチンを打つ
  • 最大で10マーチンまで打つ
  • ロスカット設定なし

「ナンピン・マーチン・損切りなし」でトリプル役満です。
この手のEAは確か10年ほど前に大流行しましたが、そのほとんどが大損失を出して販売終了となっています。

ナンピン・マーチン型のEAは、バックテスト結果では綺麗な右肩上がりとなります。
そのため、販売者としては「凄く稼げるEAです!」と売りやすいのですが、フォワードでもそれが続くことはまずありません。

FX自動売買スナイパーi-Seriesのセールスレターによると、2018年5月に運用を開始して2018年12月に最大10マーチンに到達して、証拠金不足で強制ロスカットになった人もいるそうです。

「それ以外では強制ロスカットは1回もありません」と主張していますが、運用開始からたった半年ちょっとで大打撃を受けるようなシステムを信用できる人がいるのでしょうか?

今後、10マーチンを超える連敗が発生しないと誰が保証できるのでしょうか?

解説動画内で自動売買の運用は「ストレスがほぼ0に近い」と言っていますが、10回ナンピン&マーチして口座資金が吹き飛びそうな状況になっていたら、夜も眠れません。人によっては吐くこともあるでしょう。

バックテスト結果が公開していない

通常、EAを販売する場合は、数年分のバックテスト結果を提示するのが当然です。

フォワードでもバックテストと同じ結果が得られる保証はどこにもありませんが、少なくともバックテストでどれだけのパフォーマンスなのか、どのような資金曲線を描くのかが分かれば、EAの性質も見えてきます。

しかしながら、FX自動売買スナイパーi-Seriesには一切バックテスト結果は掲載されていません。
一応Q&Aにてバックテストに関する記述はありました。

2018年5月1日~10月8日まではテスト期間、それ以降が本口座運用とのことです。
そして、テスト期間の結果は「参考にならない」と一蹴しています。

 

唖然としました・・・。

私であれば、テスト期間も好調だったら絶対にセールスレターに掲載します。
「テスト期間も含めれば資金は○○倍に増えました!」と自慢します(笑)

なのにそれをやらない、2018年5月以前のバックテスト結果も掲載しない、ということは、運良く2018年10月8日~2018年12月10日までは勝てたEAと言っているようなものです。

フォワードテストも公開していない

セールスレター内にはたった2ヶ月分のフォワード結果しか公開されていません。

インフォトップによると、商品の登録日は2019年4月19日ですから、少なくとも2019年3月分までのフォワード結果も出していて良いはずです。

それなのにたった2ヶ月分のみ、とういことは、それ以降は稼げていないと解釈されても仕方がないと思います。

バックテスト結果の掲載は無駄ではありません。

価格が10万円

こんなに信憑性の低いEAではありますが、価格は99,800円です。

これは明らかにFX未経験者を狙った商材であることは明白ですが、それでも酷いものです。
FX-ONを見てみれば、もっとしっかりとしたEAが半額以下で売られています。

まさか2019年になってこんな商材が出るとは!

はじめてFX自動売買スナイパーi-Seriesのセールスレターを見たとき、ある意味衝撃が走りました。

「2019年にもなって、こんなお粗末なEAが販売されるのか!」と。

売れている理由としては、販売者が既存顧客を勧誘したからかとは思いますが、それも長くは続かないでしょう。購入を考えている方はお止めになった方が賢明です。もっと優れたEAは沢山あります。

 

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