今日は月に一度の米国雇用統計発表の日です。
米雇用統計とは、アメリカ合衆国の労働省が毎月発表する雇用情勢の統計です。
この指標は、世界中のディーラーやファンドマネージャーが注目することもあって、発表直後はレートが大きく動くことがよくあります。

このような重要指標発表が発表された直後にトレードをすることを「指標トレード」と呼びます。

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発表後は相場のボラティリティが急激に大きくなることもあって、指標トレードをすれば大きな利益を得る可能性があります。

FXに関する書籍や一部のブログでは指標トレードを勧めるものがありますが、必ずしも良いトレードができるとは限りません。相応のリスクがあります。

指標発表のリスク

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指標発表の最大のメリットは、「狙った方向に大きく動く可能性がある」です。
逆にデメリットは、「逆方向に大きく動く可能性もある」です。
それに加えて、隠れているリスクもあります。
そのリスクとはスプレッドと約定力です。

ほとんどの指標発表は前もって発表時間が決まっていますから、その時間に合わせてFX業者はスプレッドを広げてきます。

スプレッドの広がり具合は業者によって異なりますが、通常は固定スプレッドを謳う業者であっても時には20pips以上も広がることがあります。

また指標発表後に相場が大きく揺れているときは約定が遅れたりすることもよくあるので、咄嗟にエントリーしたとしても、約定は少し遅れて高値掴みとなることもあります。

最悪のケースは、約定が滑ったためにスプレッドが広い状態で天井をロング、底をショートしてしまうことですね。

他にも、せっかくいいエントリーはできたのに、利益確定の約定が出来ずに損切りになってしまうというケースも想定できます。

指標トレードは簡単なようで難しいために、私はお勧めしません。

業者間アービトラージは少し興味深い

私はスイングトレードをメインとしていますので、指標トレードをするどころか重要指標発表前はポジションを持たないことにしています。

これは私なりのリスク管理の一つで、デイトレーダーの方にも出来るだけ指標トレードはしないようにアドバイスしています。

しかし、指標発表後におけるFX業者間のレートの違いを突いた業者間アービトラージは結構興味深いトレード方法だと思っています。

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FXは株式取引と違って、業者間によって微妙にレートが違っています。
業者間アービトラージでは、業者間のレートの乖離が最も大きくなりやすい指標発表時に両建てして、乖離が小さくなった時にサヤを外すという少し変わったトレード手法です。

この手法についてはこちらでくわしく解説してあります。

業者間アービトラージはかなりの高確率で勝てる手法だと考えられますが、指標発表時にかなり多くのFx業者のレートを見て、乖離の最も大きなところを選んで両建てしていかなくてはいけないので、反射神経が必要となるでしょう。

これをやりすぎると口座を凍結されるという噂もあります。
指標で利益を出すというのはなかなか難しいものです。

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