北田式・1分スキャル・シークレットクラブについて思うこと

クロスリテイリング社より、また新たな情報商材が発表されましたのでご紹介します。
(現在はメルマガ会員向けの初回オファーが終わったばかりですので、近いうちに本販売されると思います。)

今作のタイトルは「北田式・1分スキャル・シークレットクラブ」。
講師を務める北田夏己氏は、クロスリテイリング社より「勝利の黄金シグナル」という商材を販売していました。

しかし、昨年の11月に販売終了となっていたため、「新しく商材を出すんじゃないか?」と思っていたところでやはり新作が発表されました。

それにしてもクロス社の新商材のリリースは月刊ペースですね。
最近は過去の講師陣による怒濤の新作ラッシュが続いています。
きっとまだ新作を出していない講師たちも、今年中に新たな商材を出してくることは間違いないでしょう。

では、今回の記事では「北田式・1分スキャル・シークレットクラブ」について私の思うところを書いていきたいと思います。

講師の北田氏とは?

北田氏は、タイのバンコクに拠点を置くトレーダーとのことです。

FXはネット環境さえあれば世界中どこにいても取引できるのが魅力ですね。
特にシンガポール、マレーシア、香港などはキャピタルゲインについては非課税です。

そのため、海外FXを使って稼いでいる人の中には、こういった非課税の国に移住しているケースも少なくありません。
(タイについては、所得のうちタイに持ち込んだ部分だけが課税対象になるそうです)

そんな悠々自適な生活をされている北田氏ですが、動画を見た限りでは「講師としては」決してしゃべりが上手ではありません。
YouTubeの北田氏の挨拶動画がアップされているのでご覧ください。

えぇ、今回の、えぇ、年末年始もですね、えぇ、タイで過ごした形に、えぇ、なります。」

個人的には、文節に入る「えぇ」という言葉がかなり気になります。
単に個人トレーダーとしてやっていく分には全然問題ないのですが、「講師」となるとFX以外にも解説するためのスキルも必要になるのではないでしょうか。

商材の内容について

北田式・1分スキャル・シークレットクラブの価格は198,000円+消費税の高額商材です。

商材の内容としては、ツール付属の手法解説、東京でのセミナー、90日間のメールサポート等になっていますが、正直なところ通常の商材の6倍以上の価値があるのかは甚だ不明です。

というか、これだけ高額にもかかわらず3ヶ月しかメールサポートが無いのはいかがなものでしょうか。

しかもメールによる回答についてはこう書かれています。

もちろん頂いたご質問に対して、私、北田が監修の元、
事務局スタッフから会員さまにお返事をさせていただきます。

いつものことながら、クロス社のサポートスタッフが回答する形です。
サポートスタッフの方々の写真を見ると、平均年齢が20代に見えるのですが、果たして彼らはFXをやったことがあるのか、そして北田氏の手法を100%理解しているのか等の疑念が拭えません。

 

トレードロジックについて

北田式・1分スキャル・シークレットクラブのトレード手法については、あまり詳しく公開されていません。

まさに名前通り「シークレット」ですが、セールスレター及びプロダクトローンチサイトには以下のような事が書かれています。

  • ドル円推奨
  • 1分足のスキャルピング手法
  • 慣れてしまえば1秒・2秒でエントリー判断可能
  • エントリー後はOCO注文でほったらかし
  • 使うインジはたった2つ
  • 勝率が高い
  • 天から底まで取れて損小利大の手法
  • 勝率97.6%

・・・相変わらずですね。
どんなチャートなのかについても詳しく書かれていないのですが、セールスレターには以下のようなチャート画像が掲載してあります。

これらの情報から、使用するインジはボリンジャーバンドと移動平均線ではないかと推測できます。
この二つの条件があったところでサインツールが点灯してエントリーとなるのではないでしょうか。

やっぱりキーワードは「裁量」

この商材のセールスレターで一際目を引くのが勝率97.6%という数字です。

損小利大、さらには97.6%というのは、常識的に考えてあり得ない数字です。

これについては、レーター中のQ&Aでこのように書かれています。

もちろん、勝率97%や、30連勝というのが、
毎月あるわけではありません。

ですが、10連勝とか、12連勝ぐらいであれば、
毎月のように経験することは可能になってくると思います。

勝率も80%ぐらいであれば、
初心者の方であっても十分に可能なほど、
シンプルで精度の高いロジックにできたと自信を持って言えます。

初心者でも勝率8割が十分に可能・・・。
やっぱり言い過ぎですね(笑)

さて、そんな北田式ですが、セールスレターには「裁量」というキーワードが1つも入っていません。セールスレターを表示させて「Ctrl+F」を押して「裁量」と入力し、レター内に「裁量」という文字が入っているかどうか調べた結果が以下です。

きっとセールスレターを読み慣れていない人が読んだら、
「裁量無しでこんなにも勝てるようになるのか!」と思うことでしょう。

しかし、これまでのクロス社の商材の流れから考えても、こういったケースでは必ず何らかの形で裁量が必要になってくるはずです。

そこでプロダクトローンチサイトを見てみると、やはり裁量について質問されている方が多くいました。

それに対するクロス社の返信は基本的にはぐらかす形になっていますが、ちょっと気になる返信がありました。

http://cross-webmedia.com/vgs/scal/1kgod.php?id=1kgod

相場を認識するための確認・・・。もうおわかりですね。

相場の環境認識には「裁量」が必要で、相場環境次第では「裁量」でエントリーを見送る必要がある。

と解釈していいでしょう。
いつもこんな感じです(笑)

私は別に裁量が入ることに対して不満があるわけではありません。
裁量が入ってナンボの手法に対して、あたかも一切裁量が入らないような言い方をすることに不誠実さを感じるのです。

そして、初心者向けコンテンツが充実している割に、環境認識の方法などの購入者が本当に知りたい情報に対する解説が非常にあっさりとしているのがクロス社の商材の特徴でもあります。

おすすめはできない

私も今までにいくつものクロス社の商材を購入してきました。

中にはそれなりに良いものもありましたし、「商材のクオリティが上がってきている」と思った時期もありました。

しかし、昨年からの新作商材ラッシュが始まってから、どうも作り込んでいるのはセールスレターとプロダクトローンチのためのサイトだけで、肝心の商材の中身が悪くなっているように感じます。

今回の「北田式・1分スキャル・シークレットクラブ」も、値段に見合わない内容ではないのかなと推測します。

裁量が入るのなら入るで、最初から「裁量についてガッツリ解説しますよ!」と書けばいいと思うのですが、そう書いてしまうと、売り上げが落ちてしまうのでしょう。

商材を購入する側である我々のリテラシーも高めていく必要を感じます。

 

基礎から学べる商材

応用的な裁量商材

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