専業トレーダーになりたいと思う人に立ち止って考えてもらいたいこと

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こんにちは、正太郎です。

FXで勝つことを目指す方の多くが「いずれは専業トレーダー!」
と希望を持っていることかと思います。

朝は好きな時に起きれるし、硬っ苦しいスーツなんか着て通勤しなくてもいい。
気が向いた時にトレードして、嫌な上司もプレッシャーもノルマもない生活!

専業を目指す人はこう考えている方が多いですね。
私がやっていた塾にもこんな人が大勢いました。

専業トレーダーの一面として、上記のことは事実です。
しかし、これだけではないんですね。
専業トレーダーをやっていると、サラリーマンには無い面倒事もあるのです。

今回は、私の長い専業トレーダー生活で感じてきた、専業トレーダーの
デメリットについてまとめたいと思います。

保障がない

会社勤めの人には、労働者としての「保障」があります。
相当なヘマを踏まない限りは解雇されることもありませんし、
給料が減額されることも無いでしょう。

もし会社が潰れても雇用保険で半年以上は凌げます。

しかし専業トレーダーには一切の保障がありません。
結果がすべての世界です。

「そんなことはわかってる」

専業になりたがる人は口をそろえて反論します。
しかし実際に専業になると、この「保障がない、結果がすべて
ということが精神に重く重くのしかかります。

その結果、兼業の時には勝てていたのに、専業になると負ける
という何とも残念な結末をむかえてしまうのです。

私もこういった人たちを何人も見てきました。
保障が無い世界で生きていくわけですから、常に最低でも1年分以上の
生活費は預金口座に入れておき、その資金以外でトレードをするべきです。

税金・社会保障等は全部自分でやらなくてはいけない

企業家、経営者、個人事業主以外のサラリーマンの方などはあまり気にしたことが
ないかもしれませんが、誰しもが税金を支払い、年金、保険(社会保険、国保等)に
加入しなくてはいけません。

会社勤めだと、給料天引きで全部やってくれますが、専業トレーダーになると
個人事業主になるわけですから、これらすべてを自分で管理しなくてはいけません。

会社が半分負担してくれた年金も保険も全額自腹です。
税金も自分で帳簿をつけて確定申告が必要になります。

面倒な場合は税理士に依頼すれば全部やってくれますが、
その分お金を支払わなければいけません。

こういったことは慣れないうちは時間が掛かります。

社会的信用がない

「仕事は?」

「専業トレーダーです!」

と答えて、いったい何割の人が理解して認めてくれるでしょうか?
多くの人が「ギャンブラー」、「胡散臭い人」と眉を顰めることでしょう。

専業トレーダーに憧れるあなたは「専業トレーダー」を肯定するかもしれません。
しかし、世間一般はFXについてもトレーディングについても大して知りませんし、
知っていたとしても偏見に満ち溢れているのです。

銀行のローンも通りにくいですし、クレジットカードを作るときも苦労します。
FXで稼げても、世間一般の信用は無いのです。

 

これを打破するために、法人化という手があります。
不思議なことに、まったく同じ仕事をしているのに、個人事業と法人では
世間の風当たりが全然異なります。

「外国為替に関する会社を経営しています」
と言うだけで、世間は「社長ですか!」と対応が変わるのです。

実は私、正太郎も法人化しており、この世間の温度差を痛感しております。

法人化のもう一つのメリットとして、FX業者の法人口座が開設できる
というものがあります。
法人口座を開設すると国内業者でも200倍のレバレッジで取引できるのです。

しかしここにも注意点があります。
同じFXによる利益であっても個人口座でやるのと法人口座でやるのでは
掛かる税率が異なります。

具体的に言えば、個人の場合はFXの所得は一律20%(先物取引に係る雑所得)ですが、
法人の場合は規模にもよるので一概には言えませんが、少なくともそれ以上になります。

会社から自分がもらう給料についても課税がありますから、上手く節税しないと
法人化して損する可能性も出てくるのです。

この辺はケースバイケースですので税理士に相談するといいでしょう。

よく考えよう

専業トレーダーと言ってもいいことばかりではありません。
トレード以外でやらないといけないことも増えますし、
全てが自己責任でやっていかなくてはいけません。

専業トレーダー=パラダイスな人生
というのは必ずしも正しくはないのです。

兼業トレーダーとして生きていくのも全然悪くありません。
1度しかない人生を楽しく過ごすためにも、じっくりと考えてください。

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