取引高5000兆円超え!どこまで伸びる?日本国内のFX!

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先日、2015年度のFX取引高が5000兆円を突破したというニュースが出ました。

レバレッジを効かせて、少ない投資で多額の外貨を売買できる外国為替証拠金(FX)取引の2015年度の取引金額が初めて5000兆円を超え、4年連続で過去最高を更新した。金融先物取引業協会が発表した。15年度のFX取引金額は5524兆3269億円にのぼり、前年度から18%増えた。円相場の変動が大きくなり、為替差益を狙う個人投資家が取引を増やしているとみられる。

1998年にFXが始まって今年で18年。
元々身近な存在だった「外国通貨」を取引対象としてレバレッジも使えるFXは、
どんどん人気を高めて、現在は誰もが知る投資商品としてその存在感を確立しています。

その結果としての取引額5000兆円オーバー。
十数年FXをやってきた私としても感慨深いところであります。

今回は、日本の外国為替証拠金取引における、取引額の推移、
および各業者における取引額、顧客数等についてまとめてみました。

FXトレードをする以上、為替市場や業界の知識も重要です。
是非以下をご覧ください。

1.これまでの国内FXの取引額の推移

2015年度の取引額が5000兆円を超えたということですが、
それ以前と比較しなくてはこの数字がどれほどのものが分かりません。

金融先物取引業協会の店頭FX月次速報のデータを参考に、
それまでの国内FXにおける取引額の変遷をグラフ化しました。

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このグラフ及び表から、日本でのFX取引額が2013年度以降から急激に上昇している
事が分かります。
2013年と言えば、「アベノミクス」のおかげでドル円が急上昇した年。

日本人にとって馴染みのある「ドル」が上昇し、円安の流れとなったこの年は、
特に外国為替市場が注目されました。これをきっかけにFXを始めた人も多いようです。

そして取引額は順調に増え続け、2015年に5,500兆円を超えたことになります。

2.外国為替市場の取引量の推移

日本のFXにおける取引額が上昇しているのは分かりましたが、
外国為替市場全体の取引額はどう推移しているのでしょうか?

国際決済銀行(BIS)が3年ごとに発表する外国為替市場における全取引の
1日平均をグラフ化しました。

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以下が、取引の詳しい内訳です。(単位は10億円)

 スポット フォワード 為替スワップ 通貨スワップ オプション他 合計
 2001年  42,460 14,300 72,160 770 6,600 136,290
 2004年 69,410 22,990 104,940 2,310 13,090 212,740
 2007年  110,550 39,820 188,540 3,410 23,320 365,640
 2010年 163,900 52,250 194,150 4,730 22,770 437,910
 2013年 225,060 74,800 245,080 5,940 37,070 587,950

(1ドル110円として外国為替市場の取引量を参考に筆者作成)

データは2013年までですが、ここ十数年ではかなり取引額が大きくなっています。
まさに「グローバル化」の影響です。

日本のFX取引高も、外国為替市場全体の取引額と連動しているようにも見えますね。

3.日本国内業者別取引額の推移

国内FX業者における取引額等の推移につきましては、GOMクリック証券の
2016年3月期通期決算説明会の資料に参考になることが書かれていました。

(1)国内業者の取引高

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GMOクリック証券が最も取引高が多いようです。
この取引高は日本一でもあり、世界一でもあります。

次いでDMM.com証券ですが、今のところそれなりに差は多いようです。

 

(2)FX口座数

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FX口座数はDMM.com証券が一位です。
DMMの口座数が多いのは口座開設キャンペーンを多くやっているおかげだと
考えられますが、その数に応じて取引高が高くない(1位ではない)ということは、
それだけ顧客が定着していないと推測できます。

このことは、次の預かり保証金残高を見ても同じことが言えるでしょう。

 

(3)預かり保証金残高

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預かり保証金残高の1位はGMOクリック証券。
全体を見てもGMOクリック証券が一番人気があるようです。

一方でDMMは3月の時点で4位に転落しています。
このまま悪化すれば、取引高も必然的に下がってくるのではないでしょうか。

FXの人気はまだまだ続く!

以上の統計を見ていくと、外国為替市場自体の取引も上がっており、
日本でのFX取引の額も口座数も上昇中、ということが明確に分かりました。

今や日本はFX大国。
まだ人気は続くことでしょう。

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